概要
1980年東京生まれ。2003年に東京大学文学部を卒業。大学院進学後は日本史学研究室に所属し、村井章介の指導を受ける。修士1回生の頃から歴史学研究会(日本中世史部門)の運営委員に所属する。
2008から2010年、東京大学史料編纂所の榎原雅治のもとで、日本学術振興会特別研究員(PD)を務める。
2014年10月、『戦争の日本中世史』で角川財団学芸賞を受賞。
2016年10月から京都府京都市の国際日本文化研究センターで任期付助教授に就任し、京都に移住。同年に出版した『応仁の乱ー戦国時代を生んだ大乱ー』(中公新書)は8か月で40万部を超えるベストセラーとなり、メディアで大々的に取り上げられ、地上波の番組に出演している。
2020年、講談社刊行の学習漫画『日本の歴史』では平安時代後期から応仁の乱までの監修を務めた。
2022年5月には『戦国武将 虚像と実像』を出版。一般的な戦国武将のイメージの実像を歴史学的に論じるとともに、評価やイメージがどのように変遷してきたかについて、戦国から近代・現代の史料を参照しながら分析した。
同年9月、美術史研究者・学芸員の春木晶子(しょうこ)氏と共同でYouTubeチャンネル春木で呉座いますを開設。日本中世史・美術史に関する解説・対談や、座学講義形式の生配信などの企画を投稿している。
余談
- mixiを使用しており、2011年頃からはFacebookも使用していた。
- 2012年に出版した『一揆の原理』では、SNSと一揆の関連について論じている。
- 2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の時代考証に起用されるが、途中で降板している