概要
1.ゲームをクリアした後に、再びクリアを目指して最初からプレイすること。
シナリオを理解したり、一周目で気づけなかった伏線を意識して探したりなどする以外にも、一周目で達成できなかった実績をクリアしたり、リハーサルとして一通りプレイしてシステムを把握してから本番となるプレイを行うといった意味合いもある。
周回プレイを前提とした作品だと、クリアデータから一部を引き継ぐ「強くてニューゲーム」のようなシステムや、逆に周回を重ねるごとに難易度が上昇する(あるいは高難易度のステージが解禁される)ようなシステムが搭載されやすい。
ADVやSLG、音ゲー(リズムゲーム)のようなジャンルでは実装されていないように思えるが、ADVではエロゲーにおけるCGの回収、ADVの一般作品におけるフラグ、シナリオ分岐のコンプリート、スーパーロボット大戦における大百科コンプや説得キャラのフラグ(周回プレイが実装されたスーパーロボット大戦UXのようなケースもあり)、音ゲーにおける理論値(一般的には10万点から100万点近辺)といった箇所で実装されるケースもある。
2.該当ステージをクリア後、レアアイテムを回収するために何度もプレイすること。
こちらは主にソーシャルゲームで言われる周回プレイ。特定用途に使用するレアアイテムを回収するために該当ステージ(もしくは該当ボスバトル)をプレイすることが多い。中には最初から資金稼ぎやアイテム回収用のステージ(グランブルーファンタジー、神姫PROJECT、対魔忍RPGなど)を用意している作品もあり、更にはスキップチケットなどを消費してのスキップ要素(プリコネR、マジカミ、装甲娘など)や一定回数の撃破などの条件でスキップが追加(グラブルのボススキップ、同じく島HARD)される場合もある。
コンシューマーゲームでもポケットモンスターシリーズのようにキャラやアイテムを通信プレイでやり取りするゲームの場合、それをサブロムからメインロムに移行することなどを目当てに周回するプレイヤーもいる。
また、ソシャゲに限らずモンスターハンターやゴッドイーターなどに代表される狩りゲーでもレアドロップを求めて同じステージをトライすることに関しても周回プレイと言及されるだろう。
3.リアルイベントで特典を回収するために何度もイベントに足を運ぶこと。
映画の週ごとに変わる特典も該当するが、それらをコンプリートするために通うことを周回プレイと言及されることもある。一番くじなどの場合は大人買いという事も考えられるが、店舗ごとにローカルルール(1名〇回までなど)を(特にリリースされたばかりの物で)設けているケースもあり、それらを集めるために様々なコンビニやホビーショップを回るという……。
※こちらはリアルイベントにおいて周回プレイのタグが貼られている作品の一例である。