概要
神戸市兵庫区上庄通と和田宮通に跨がる、神戸市営地下鉄海岸線とJR山陽本線(和田岬線)の駅。かつては神戸市電の電停も設置されていた。
海岸線の駅番号はK06。
三菱重工業神戸造船所、およびノエビアスタジアムの最寄り駅。
神戸市営地下鉄
日本を代表する造船所や大工場、あるいはそれらを支えた町工場が周辺に集まることから、駅イメージテーマは「ハイテク産業のまち」としている。
島式ホーム1面2線。改札口は地下1階、ホームは地下2階に置かれる。
プラットホームでの混雑解消を図るべく、将来的な6両編成化に備えて用意されていたホーム部分の拡張工事が実施され、2020年9月5日始発より運用を開始。上下線それぞれ、進行方向側前方へ停止位置が変更されている。
利用状況
2019年度の1日平均乗車人員(降車客含まず)は11,090人である。
2015年度に初めて利用客数が1日平均10,000人を超えた。開業前に見込まれていた、1日平均乗車人員15,000人台は、現在も達成できていないものの、それでも海岸線の駅の中では最も利用客が多い。
JR西日本
メイン画像の駅。
和田岬線が、途中駅を持たず、かつ朝晩の通勤旅客向けに特化した路線という性格から、列車は朝夕のみで平日は17往復、土曜日も12往復がある一方、休日は朝と夕方に各1往復のみの計2往復のみにとどまる。そのため、市営地下鉄では和田岬駅でのJR乗り換えの案内はしていない。
単式ホーム1面1線の地上駅。神戸駅管理下の無人駅かつ、改札口を持たないこともあり、乗客は直接乗車し、運賃精算は交通系ICカードの取扱も含め、次の兵庫駅0番のりば(実際には無番)を出て左にある中間改札で行う。国鉄時代からJR化後にかけての自動改札機が設置されるまでの期間は駅員が配置されており、有人改札口や出札窓口があった。
加えて、かつては三菱重工業神戸造船所への引き込み線が伸びていた。
利用状況
2019年度の1日平均乗車人員(降車客含まず)は4,717人である。地下鉄海岸線の開業後、利用客が激減した。