四次元ガチャ
よじげんがちゃ
「ケロロ軍曹」に登場するメカの1つ。
他人と体を入れ替えることを目的としたガチャガチャの装置であり、中身が空だった場合は例外なくガチャガチャの景品にされ、その中身を当てたものは鼻を押すことで入れ替わることができる。その際景品にされていた人物は鼻を押していた人物になる。元に戻る際も同様に鼻を押す必要があるが、その際は相手と自分の鼻を同時に押さなければならない。
本編では今のところ1対1でしか入れ替えを行っていないので、複数人で同時に入れ替えるということが可能なのかは不明だが、ガチャガチャとしての性能をきちんと利用している場合、できる可能性はある。
公式ガイドブックである原作22.5巻では「精神はMOディスクに分類され、身体に別の精神を入れることも可能」とのことで、このままの意味合いであるなら二重人格にも出来る(手に入れた精神を別の人物にも使える)わけだが、本編でそういった描写は未だ存在しない。
本編初登場は原作第35話・アニメ第85話で、この時は「戦闘能力が高い夏美の体をもらおう」という目的でケロロがクルルに開発を依頼しており、見た目がガチャガチャなのも「ガチャガチャを見ると好奇心で回してしまう」という人間の心理を利用したメカだった。
この登場後夏美から使用が禁止され、その後の話数でもしばらく登場は愚か名前を言及する場面すらもなかったため「再登場することはないだろう」と思われていたのだが、6thシーズンにあたるアニメ276話でクルルに使用される形で久々の再登場を果たした。初登場から4年とかなり長い時間が経っての再登場ということもあり、作中のキャラクターたちもこの機械の存在を忘れてかけていたのだが、この本格的な再登場によって登場・使用する頻度が再び増える形となり、それを物語るかのようにその1年後の7thシーズンにあたる第316話で3度目の登場を果たした他、原作でも208話で姿だけではあるが再登場を果たした。ちなみにこの久々の使用で再登場した際にナレーターが「そういえばそんな機械ありましたねぇ〜」と感慨深い発言をしており、3度目の登場の際もタママがほほ同様の発言をかましている。
原作第35話・アニメ第85話
- 夏美⇔ケロロ
入れ替わり回の始まり。アニメでは声自体も入れ替わった。
アニメ第276話
入れ替わり二回目(アニメオリジナル)。声が入れ替わらなくなったのはこの回から。
アニメ第316話Aパート
入れ替わり三回目(アニメオリジナル)。冬樹とタママの入れ替わりは物語終盤で判明。