夏服白露
なつふくしらつゆ
「梅雨があければ、夏だよね。海開きでは、いっちばんに泳ぎたいな、ね？」
2015年6月26日に夏服村雨および夏服七駆と共に実装。泳ぐための装備、すなわち水着である。
初出は前年の夏に発売された、シャワーカーテンとハンドタオルのグッズ用に描き下ろされたイラストで、一年越しにゲーム本編に逆輸入されたことになる。
当時のメンバーは白露・時雨・村雨・夕立の4人で、残りの2人は一月ほど遅れて実装を果たしている。
なお、このグラフィックが適用されるのは「改」のみであるが、同時に用意された限定ボイスは原形との共通実装とされたため、若干噛み合わない発言になることがある。
改造前から持ち歩いていたのだろう、たぶん。
村雨とお揃いとなる、普段の制服をアレンジしたようなビキニの上から艤装を装着するという大胆なスタイルとなった。体型的な意味でも相当なもので、村雨の姉に恥じないプロポーションを遺憾なく発揮している。
ボトムスはパレオの村雨とは異なり、白のホットパンツという活動的なスタイルになっており、左右で括った髪や手にしたビーチボールと合わせて色気と言うよりも全力で遊び回る気満々のアグレッシブさを放つのは白露らしい。
なお、この水着は長門に「浜辺での夏季特別演習に必要」と言われて着たものらしい……なんというダークホースによるファインプレー。
ひたすら遊び呆けるだけかと思いきや、出撃時には「えっ…肌、焼けてる？マジ！？しまった～！オイル塗るの忘れてた～！ヤバイ！」との発言も聞かれ、（違う、そうじゃないというツッコミを飲み込めば）年頃の少女らしい微妙で絶妙なバランスが成り立っている。
中破すると右足の魚雷発射管バンドが外れ、実際に日焼け跡が眩しいふとももが現れる。
ちなみに上半身は村雨と異なり顔と腕以外は焼けておらず、上に半袖のパーカーか何かを羽織っていたであろうことを思わせる。
改二仕様
白露改二が実装された2018年の夏は、アップデートがイベント直前にずれ込んだためか、やや先行していた村雨改二共々水着化は見送られた。
まさかの限定グラフィック没収である。
ただし、限定ボイスのみ「改」と共通で実装された。やはり持ち歩いているのだろうか。
そして翌年夏のアップデート、村雨改二が晴れて水着となる中、そこにいたのは―――
普段と変わらない白露改二だった！
「ああ、水着？ふっふっふっ！大丈夫大丈夫、夏は来年もまた来るから、ねっ！」
気丈な振る舞いが逆に哀愁を誘う・・・
結局白露改二が水着になれたのは2020年7月31日のこと。
さらに一年の時をかけただけあって村雨改二よりも変化が大きく、ホットパンツから常時黒い紐が出るようになっており下側のみ構造を変えた可能性がある。
髪型も、長くなった髪を改造前と同様に束ねる点は同一であるが、その量は通常時より明らかに少なく一部を切り落としてきた可能性が高い。
艤装は、右側の魚雷のみ腰付近に移動させた上で残しており、定位置だった両太ももや、爆雷を付けていた左腕にはうっすらと日焼け跡が見える。
・・・のだが、何故か肌身離さないホイッスルや引き続き保持するビーチボール、妙に不敵な笑みが謎のシナジーを発揮しており、一人だけスポ根の世界にいるような別方向の強者感が先に漂ってくるのはやはり白露と言うべきだろうか。
