概要
1992年2月10日生まれ。エジプト・ダカリーヤ県出身。
本名はアブデラフマン・アラー・エルディン・モハメッド・アハメッド・シャーラン。
エジプト国内の相撲大会やアマチュアの世界大会で実績を残し2011年に大嶽部屋に入門してアフリカ大陸出身としては初の大相撲の力士となった。
空手やボディビルの経験があるが、入門前は大層な暴れん坊で喧嘩三昧であった。そのことから大嶽親方は「部屋の仲間を殴ったらすぐエジプトに帰ってもらうからな」と約束させた。
2013年7月場所にて関取となり11月場所で新入幕を果たす。
2014年には横綱鶴竜を撃破して金星を獲得したが初土俵から15場所での金星獲得は小錦に次ぐ史上2位の速さとなる。
しかし2016年頃から怪我により成績は低迷、さらに2018年1月3日に長野県で追突事故を起こして無免許運転であった事が発覚し相撲協会より引退勧告を受けて引退した。
引退後は総合格闘技に転身、RIZINに参戦してボブ・サップと対戦したが敗北している。後に再び無免許運転が発覚して試合契約を解除された。
RIZIN契約解除後はアメリカ合衆国のカリフォルニア州に移住し、相撲団体のコーチに就任。2022年にアメリカで開催された相撲大会にはエジプト代表のコーチとして登場。ただ審判の判定に強く抗議するなど気性の荒さは変わっていない模様。
その他
- 2014年11月場所~2017年7月場所の間は大砂嵐金太郎ではなく大砂嵐金崇郎と名乗っている(読みは同じ)。
- 2016年の映画「キング・オブ・エジプト」では現役力士として初めて洋画吹き替えを担当した。