電人ザボーガー、ゴー!!
プロフィール
年齢 | 23歳 |
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必殺技 | 飛竜三段蹴り |
演 | 山口暁 |
概要
警視庁所属の特命捜査官。感情を露にすることが多い熱血漢。
地中海に浮かぶコルタ島で秘密刑事の訓練を受け、日本に帰国し、亡き父からの遺言状とともに、ザボーガーの始動キーを渡された。
6歳の時交通事故に遭い死にかけた時に、父が開発した電極回路を胸部に埋め込まれている。
この電極回路から発生される「怒りの電流」で犯罪捜査用ロボット・ザボーガーを起動させる。
「怒りの電流」は同時に、大門自身が瀕死の重傷を負っていても、奇跡の復活を遂げる要因にもなっている。
空手や中国拳法などを生かした格闘技で、Σ団のサイボーグ戦闘員を素手で倒すほどの戦闘力を持つ。
劇中で鉄筋コンクリートの壁をパンチで穴をあけて向こう側にいた戦闘員を倒したり、コンクリートの中に埋め込まれても息を止めることで脱出したりと、超人的な能力を発揮している。
普段は明るい好青年で、テニスを趣味としている。
飛竜三段蹴り
大門の得意とする必殺技。
特定のポーズの後、ジャンプしてキックを一発、続き空中でとどまり二発、三発と放つ蹴り技。
物理的にはあり得ないものの、画面編集と山口氏の演技とで、非常に迫力のある必殺技となっている。
最初に放ったのは、二話の変身ミスボーグに対して。
後年の劇場版でも、オープニングに三人のΣ団戦闘員へ炸裂。終盤にはストロングザボーガーとともに、ダブル飛竜三段蹴りも披露した。
大門は他にも、以下のような必殺技を習得している。
猛虎なだれうち
相手を背負い投げで地面に叩き付け、止めに上から突きを食らわす技。名称の由来は「技が決まった時の姿が、獲物をしとめた際の虎に似ているため」。
乱蝶ひざげりおとし
突進してくる相手を、「蝶のように」ひらりとかわし、合気道の要領で地面に投げた後、自身は跳躍。そのまま空中からとどめの膝蹴りを放つ技。
※ 上記の二つの技は、放送当時に児童誌のグラビア記事に掲載されていた。
映画版の大門豊
野心家の国会議員・若杉が設立した秘密刑事に属する正義感の強い青年。
拳銃の弾を手で受け止めるなど常人離れした身体能力の持ち主で、好物はシュークリーム。
父が遺したザボーガーをパートナーとしてΣ団と戦う。
しかし人の話を聞かず公私混同するという短所がある。
戦いの中でミスボーグと惹かれあい恋に落ちるが、それ以来任務とミスボーグへの恋心の間で揺れ動くようになり、若杉の卑劣な本性を垣間見たことで秘密刑事に不信感を抱いていく。
その精神的な脆さを悪之宮博士に突かれ戦意を失ってしまう。
第2部では若杉の運転手を務めていたがその優しさゆえに若杉の命令に歯向かってしまったことで解雇されてしまう。
シュークリームの食べ過ぎに起因する糖尿病でインシュリン注射が手放せない体になっており、腰痛から飛竜三段蹴りも繰り出せないほど身体能力が衰えていた。
しかし老いてなお正義の心は完全には失っておらず、かつての戦友たちやザボーガーとの再会、そして自身の娘を名乗るサイボーグ少女AKIKOとの出会いにより戦意を取り戻していく。
関連タグ
早川健 静弦太郎 変身しなくても強い特撮テレビドラマの主人公つながり。早川は変身能力を持つが静は変身能力を持たず相棒がヒーローの姿になるという点が大門と共通する。
大門大…こちらも生身で戦う、相棒を使役する強い大門繫がり。