太歳頭上動土(タイソエイ・アウェイクン)
- ランク:A
- 種別:厄災宝具
- レンジ:−
- 最大補足:一族
「もっと、起こす気?」
「ワガハイ、覚醒ー!」
「猛里太歳殷元帥の命により、現れよ陰にして虚ろの星。『太歳頭上動土(タイソエイ・アウェイクン)』!!」
自分という存在に干渉し覚醒させた者たちに災いをもたらす、という性質を具現化した宝具。
由来となった格言は現在でも「身の程知らずの行為をする」という意味で使われており、いかに人々が祟りを恐れていたかを示している。
書物でも古くから記録が残されており、例えば『広異記』には李氏という人物が太歳を掘り起こしてしまった結果、一族70人以上が死亡したと記されている。
攻撃モーションとしては、青年の姿に変化したあと不気味な色の巨大な魔力塊を生成し、そこから凄まじい呪いを放射して、相手にダメージと多種多様な不調を与える。
また、姿が変わっても声が南央美のままになる場合や、
カットイン時のレア演出で顔の目つきが悪くなり口元もギザ歯になることがある。
種別はArtsで、効果は敵全体に〔太歳の禍〕状態(死亡時に「味方全体の防御力ダウン(3T/20%) &呪いを付与(3T/1000) &呪厄を付与(3T/100%)」を発動)を付与(3T) &呪いを付与(5T/2000) &強力な人属性特攻攻撃。
太歳の禍状態
やはりこの宝具の特徴は「太歳の禍」状態による呪殺だろう。
一族に災いをもたらす伝承を再現するように呪いを伝播させていく特性を持っており、この状態異常を受けた相手は死亡時に呪いと呪厄をPTにばら撒く爆弾と化す。そしてこの仕様、2021年に実装された6体戦闘ととてつもなく噛み合っている。
例えば、高HPを持つボス級エネミー1体と低HPの取り巻き5体が登場したとする。これにこの宝具を発動し、5体の取り巻きを一掃すると上記の効果が5体分全てボス級に降りかかることとなる。ここにさらに控えのエネミーがいた場合、宝具再発射で控えの分の「太歳の禍」も付与でき、上手く噛み合えば呪いだけで10万以上のHPを一気に削り取ることも可能である。
更なる活躍を追い求めるならば、同じく呪いと呪厄を付与できる道満や呪い付与と特攻を持つ水着エリセと組み合わせれば、更なる活躍が期待できるだろう。