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効果

始虹帝ミノガミ
MAS 自然文明 コスト5
クリーチャー:グランセクト パワー5000+
マッハファイター
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚を表向きにしてもよい。そうしたら、その中のツインパクトカードをすべて自分のマナゾーンに置き、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。こうしてマナゾーンに置いたカード1枚につき、このターン、このクリーチャーのパワーを+5000する。
無敵虹帝:自分がゲームに負ける時、または相手が勝つ時、かわりに自分のマナゾーンにあるカードを8枚、シャッフルしてから山札の一番下に置く。

概要

『双極篇 第4弾 超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞』にて登場したマスターカードにして、最強のガイアハザード。

天地命動バラギアラとのループコンボを前提としたクリーチャーで、【バラギアラループ】の中核を担うキーカードでもある。

まずマッハファイターと相性の良いパンプアップ効果。

デッキ内のツインパクトの比率を調整しないと上手く機能しないものの、最大パワー2万にまで達する為、大抵のクリーチャーを殴り倒せる。

この効果で厄介なシステムクリーチャーを粉砕し、最大3マナ増える為、次の自分ターンにはバラギアラを召喚できる9に到達。

こうなればバラギアラのマナのアンタップ効果と、輪廻∞での呪文効果の発動、そこにマナゾーンに置かれたツインパクトをアンタップするコンダマで脇を固めれば、バラギアラによる無限ループコンボが始まる。

そしてこのカード最大の効果、無敵虹帝(エンペラータイム)

自身が敗北する時、または相手が勝利する時、自分のマナ8枚をデッキに戻す事で無効にできる置換効果。

コストが重い上に、このクリーチャー自体が排除されると使えない為、普通に敗北回避に使う場合は癖がある。

しかし、この効果の真価はバラギアラの過剰なマナ加速のフォローにあり、バラギアラは展開する程マナ加速を行う為、そのままだとライブラリアウトで敗北してしまう。

無敵虹帝はこの問題点を解決でき、自分ターンでバラギアラを展開する限り、バラギアラを並べては過剰に増えたマナをデッキに還元。

これを繰り返せば、デッキの残り枚数を気にせずバラギアラを使い続けられる。

黒豆だんしゃく/白米男しゃくの呪文面の様に、マナゾーンから次のバラギアラを回収したり、光と闇のバラギアラはトリガーなので、スノー坊のパトロールで墓地を経由してマナに置く等、様々な方法でバラギアラによる総攻撃が繋げるのが【バラギアラループ】である。

ツインパクトをメインとするデッキなら、単独でも活躍させる事も可能。

前述したシステムクリーチャーの排除だけでも有用である。

活躍

CV:内田彩

背景ストーリーとアニメの展開がリンクする時期だった為、まとめて記載。

闇のデュエル・マスター候補、ゼーロが率いる闇文明による侵攻に対し、ミノマルこと最強虫ナゾまるが、怒りを爆発させて変化したクリーチャー。

大地の怒りの化身、バラギアラを操り全てを破壊するべく暴走する、双極篇のラスボス

怒りの感情に支配されており、それまでのミノマルとしての記憶を全て失ってしまい、全てを敵に回していく。

命の力で満ちた存在故に、命無きゼーロに「真のデュエル」でダメージを与えられる。

ゼーロとのデュエルでは、月下卍壊ガ・リュミーズ卍による猛攻を暴命天バラギアラで防ぐと共に、その絶大な力でデュエルが中断。

明確な勝敗はカブト鬼戦で描かれ、ボントボルトをパワー2万で破壊。

返しのターンにキングダム・オウ禍武斗に破壊され、破天九語でシールドを全て失う。

だが、自分のターンにバラギアラを引き当て、そこから五文明のバラギアラ全てを展開。

闇のバラギアラの輪廻∞で輪廻暴冥を唱え、ミノガミ自身を蘇生する事でループコンボを完成させる。

マナ加速でライブラリアウトした際、一度死亡した様な演出の後息を吹き返し、バラギアラのワールドブレイクで勝利する。

その後ジョーとのデュエルでは、ジョーがミノマルとしての記憶を取り戻させる為奮闘。

ミノガミがループコンボで次々にバラギアラを展開すれば、ジョーは輪廻暴冥をオラマッハ・ザ・ジョニーで無効化し、ジョット・ガン・ジョラゴンとのコンボを決める等、一進一退の攻防を繰り広げる。

ももがたどり着いた事で、ジョーとももの説得で遂に記憶を取り戻すが、バラギアラの怒りがいまだ収まらなかった為、そのままでは星の命を吸い尽くしてしまう状況に陥る。

バラギアラに取り込まれたミノガミを救う為、まずオラマッハ・ザ・ジョニーで始虹帝ミノガミを破壊。

ジョラゴン・ビッグ100の効果をコピーしたジョラゴンにより、バトルでバラギアラを破壊しつつ、残りのバラギアラを効果で一掃した事で解放される。

そして、ジョーの勝利と共にミノマルへと戻った。

その後、ももを自然文明の新たな女王として連れ帰ろうとするガイアハザードと、それを阻止しようとするジョー達の間で戦いが勃発。

そしてミノマルとジョーによる、ももを連れ帰るか否かを賭けたデュエルで再登場。

ガイアハザードのマスターカード全てを投入したデッキで、スペシャルドローで引き当てると共に、そのままミノガミに変身してデュエルを続行。

マッハファイターと超機動罠デンジャデオンのコンボで地獄極楽トラップ黙示録を踏み倒し、ジョーのクリーチャー達を壊滅させるも、ジョーはバイナラドアGRクリーチャーで立て直していく。

負けじとQ.Q.QX.でジョーの感覚を奪いながら優位に立とうとするも、Theジョラゴン・ガンマスターがGR召喚されて窮地に陥る。

しかし、最後のシールドからコクーン・マニューバを引き当て首の皮一枚繋ぐ。

更にコクーン・マニューバの効果で最強虫ナゾまるを呼び出し、返しのターンに引いたキングダム・オウ禍武斗で形勢逆転……………となるはずだった。

だが無常にも、数多の激闘を経て成長したジョーには一手足りず、7777777の効果でナゾまるを破壊されてしまい、トドメをさせずにジョーの勝利が確定。

自然文明を救う為、ももの意志やジョー達との友情すら天秤に掛けても目的を果たせず、ミノガミは力無く慟哭する。

だが、ジョーやミノマル達が傷付けあう姿に耐えられなくなったももは、自らの意志で自然文明に行く決心をする事になった。

余談

公式によれば、暴走する自然文明のバラギアラと、それを制御するミノガミの関係をカードに落とし込む為、バラギアラの暴走は過剰なマナ加速、対してミノガミはそれのリカバーという形で完成した模様。

ループコンボ自体は様々なカードに存在するが、ミノガミの場合は最初からループ前提という、デュエマでは珍しいデザインのカード。

『頂上決戦!!デュエキングMAX2023』では、頂上印鑑パラキン8th/「魔物が居るな……」という形で登場。

2019年4月に開催されたグランプリ8thで【赤緑印鑑パラキン覇道轟轟轟】VS【バラギアラループ】での対戦カードの再現で、当時【バラギアラループ】がこのミノガミを出し忘れた為ライブラリアウトしてしまった事がある。

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