「やっぱりあたいがいないと駄目だね、父ちゃん」
CV:遠藤薫(斉藤浩子説あり)
概要
「人造人間キカイダー」第34話「子連れ怪物ブラックハリモグラ」に登場。
ブラックハリモグラの娘として作られたロボット。修理キットを手にし、父に随行する。女性型、それも少女としての人格を持ち、パンダのぬいぐるみをかわいがる少女らしい面がある。ブラックハリモグラのことは父ちゃんと呼び慕っている。
ダークの犯罪計画書を桃山カズコから奪取するという父の任務を手助けすべく、彼女の娘マユミにナナコなる人間体で近付くが、心を通わせてしまったため、途中で作戦を拒否。プロフェッサー・ギルに裏切者として処刑されそうになる。
娘の処刑を回避すべくブラックハリモグラはキカイダーに挑むも、敢えなく戦死。その最期を見た子ハリモグラも「父ちゃん!」と泣き叫びながら父の落ちた崖に近寄るが、足を滑らせ落下してしまい、父の後を追う様に爆発してしまった(明確に描かれてはいないが効果音から察せられる)。
遺されたパンダのぬいぐるみを手に、キカイダーは「子供だけでも助けてやりたかった」と悔やむのであった。