演:小山優
概要
奈良県南明日香村の名家・守部家の跡取り息子で、比良坂綾奈の幼馴染。
守部家は代々柳星張を守ってきた一族であり、守部家の長男が柳星張の祠を守るようにと受け継がれてきた。彼も刀自である祖母から柳星張の伝説を聞かされ、自分の使命を理解している。
綾奈には密かに思いを寄せており、彼女をいじめから守ってきた(綾奈とその弟の悟をいじめていた女学生3人も名家である守部家の人間に楯突くとまずいとわかっているのか慌てて逃げだしている)が話しかけても無視されて相手にされていなかった。その優柔不断な性格から、綾奈と共に入った洞窟の奥で発見した卵から孵化したイリスが伝説の柳星張である可能性を知りつつも、イリスを育てるという綾奈に強くいくことができず結果的にイリス復活の原因となってしまう。
その後、イリスの繭に取り込まれた綾奈を救うため、「禍を断ち切る小刀」十束剣を持ち出し、イリスの腹を裂いて綾奈を助け出すが、イリスが作った繭で全身が濡れて気絶していた状況から、日野原繁樹や駐在に綾奈を暴行したとあらぬ疑いをかけられてしまった。(妹の美雪の証言で疑いは晴れた)
成長したイリスにより南明日香村が壊滅した後も生存し、イリスの祠に立ち寄った長峰真弓と出会い、綾奈とその弟の悟の接点を作った。
綾奈の事で思い悩んでいたところを大迫に励まされ、彼と行動を共にし綾奈を再び取り込んだイリスのあらわれた京都駅に突入。十束剣を投げつけるも効果はなく、逆にイリスの攻撃で気絶させられてしまう。
しかし剣が頬に命中したことで綾奈の意識を取り戻すことに成功している。
ガメラによってイリスが倒され、綾奈が助け出された後は自分に縋り付きガメラに泣いて謝る彼女を優しく抱きしめていた。