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小説版MOTHER2

しょうせつばんまざーつー

1994年12月に新潮文庫で出版されたMOTHER2の小説版。著者は久美沙織。
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概要

ゲームMOTHER2の小説版。

事実上恋愛小説だった前作の小説版から一転、冒険モノ、友情モノの側面が強い。


メロディー集めよりもネスとポーキーの戦いを物語の主軸に置いており、ネスの冒険の目的は「行く先々で悪行に走るポーキーを止めるため、ポーキーを追跡し続ける」という所が非常に大きくい。そのため、ゲーム本篇以上に様々な所でポーキーが関わっており、徐々におかしくなっていくポーキー側の心理描写も見ることができる。また、ギーグの正体や性質も原作とは異なっている。

その都合上、ポーキーの追跡とは関係ない部分やMOTHER特有の奇妙さの描写は薄めでムーンサイドマジカントなどはカットされている。また、小説版オリジナルのエピソードも多い。


また、原作でも解釈が分かれやすいキャラクターのキャラ付けは強めにされており、お転婆でしかも色気まであるポーラや、オリジナル設定が追加されたジェフの活躍は必見(なお、ネスとポーラの性格は前作小説版のケンアナの逆振りとなっている)。


そして、ゲーム本篇とは全く異なる衝撃の結末が・・・


尚、前作同様若干だが性的描写があるので要注意。


あらすじ

ぼくはネス。家の裏山に隕石が落ちるまでは、赤い野球帽をかぶる普通の少年だった。でもあの夜から、ぼくと仲間たちのとんでもない冒険が始まった!

超能力を使う金髪の美少女ポーラ。メカに強い秀才ジェフ。そして神秘の国の王子プー。地球の未来を救うため、勇気と知恵と愛で巨大な敵に立ち向かう!

糸井重里制作総指揮、帰ってきた名作RPG感動巨編オリジナル小説化!


(以上、裏表紙より引用)


登場人物

主人公。当然のことながら普通に喋っている。

原作でも良い子か乱暴者か解釈が分かれるところだが、初心で真面目で頼りになるという極端に良い子寄りな性格になっている。これは前作の1ケンとは逆である。

PKキアイが「精神力をボール状に収束して投球する」技になっていたり、トスバッティングをするなど、原作よりも野球に関わる攻撃法が多い。


パーティーの紅一点。もの凄い美貌の持ち主であることが丁寧に描写されている。

原作での台詞と性能の匙加減から大人しいのかお転婆なのかファンの間で解釈が分かれる部分があったが、お転婆側の解釈した上で「自身の色気まで武器にする」というかなり大胆不敵な性格になっている。


端正な顔立ちをしている眼鏡をかけた金髪の少年。

原作で父親と疎遠になっていた理由を補完しており、ジャックという兄がいたが事故で亡くしてしまったという設定がある。また、自身も事故に巻き込まれているため両足が義足となっている。

もう一度言おう、両足が義足である。

そのような事情から世の中に達観している部分があり、自分の命を無駄にするのも厭わない。


ランマ国の第1王子で、王位継承者。切れ長の一重で、背中まで三つ編みがある。

ランマの神(クマリ)を宿した存在と説明されており、主に超常現象的なことに対する説明役を担っている。


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