演 - 中島綾香
概要
『地獄先生ぬ~べ~』の代表的なキャラクターの一人。日本人形そっくりの容姿の妖怪少女。
物語のメインとして登場する回は全3回と少なめだが、その愛らしい外見から本作のマスコット的な存在として高い人気を持ち、ニコニコ静画で主催された公式投票イベント「地獄先生ぬ~べ~ NUB48ヒロイン総選挙」では第6位にランクインした
人物
太平洋戦争後の混乱期に病死した少女・春子の霊が妖怪化した姿。
人々の幸福を願う優しい心の持ち主だったこともあり、行く先々の人々に幸福を与える能力を持つ。ぬ~べ~に懐いており、頻繁に姿を見せている。
普段は温厚だが、自分を怒らせた相手に対しては容赦ない報復を行い不幸に陥れてしまう。(昼寝中、頭上に落下してきた瓦を砕いて助けてくれたゆきめのことを自分を狙った敵と誤解し、散々な目にあわせたことがある。)
霊力を持たない者はある程度成長すると彼女が見えなくなってしまい、ぬ~ベ~クラスの中では心身両面で年齢以上に子供っぽい性質のまことにしか見えない。
妖怪化に伴って生前の記憶を失っていたため、50年後の母の姿を見ても思い出せずにいたが、彼女の境遇を気の毒に思ったまことの計らいにより、ぬ~ベ~の力で幽体離脱して若返った母親を見て記憶を取り戻し涙の再会を果たす。
妖怪化しているため成仏することはなく、その後も座敷童子として童守町の人々に幸せを振りまいている。
塩せんべいが好物。
劇中では「くすくす……」と小さな笑い声を発するのみで一切セリフがないが、続編の『ぬ~べ~NEO』では、司法試験に挫折して荒れているまことを励ますためにぬ~べ~が霊水晶を通じて見せた幻として登場し、この際に心の声という形で唯一、セリフをしゃべる。
本編のパラレルワールドである『霊媒師いずな」にも登場している。
こちらでは画風の変化もあってか、無印ぬ~べ~本編よりも若干背丈が伸びて大人びた雰囲気になっており、糸目も釣り目がちではなく穏やかな目つきになっている。
備考
伝承上の座敷童は、住みつくことでその家を栄えさ、去ることでその家を凋落させると言われているが、ぬーべー本編の座敷童は家を出てもその家が傾くことはなく、別の家を幸せにするために出ていくという設定である
ドラマ版では「私、座敷わらし」としか喋らないが、ドラマのキャラクターのビジュアルとしては最も原作に近い。そして彼女が持っている塩せんべいはデカい。