概要
第37話「盗まれたウルトラ・アイ」に登場したマゼラン星人の製造した惑星破壊兵器で、工作員マヤにも「侵略する価値も無い狂った星」と断ぜられた地球を破壊するために飛来した。
他の星人たちが使役するロボット怪獣とはコンセプトが異なる純然たる兵器(初期稿では「ブラマトン」という名称があった)であり、地球人の味方をする恒点観測員によって作戦を妨害されないようにマヤにウルトラアイを奪わせたのだった。
宇宙戦艦並みのサイズの非常に堅牢な構造物であり、宇宙ステーションV2のレーザー攻撃を受けても傷一つ付くこと無く直進し、V2を軽々と破壊してしまう。
続くウルトラホーク1号、ウルトラホーク2号の攻撃も全く通用せずにウルトラ警備隊及び地球人側は手詰まりになってしまった。
ミサイルは地上から視認できるまで迫っていたが、マヤがマゼラン星から見捨てられたことによりウルトラアイはモロボシ・ダンに返却され、変身したセブンは恒星間弾道弾の外壁を突破して内部に侵入。コントロール装置を操作することで軌道を変え、地球への着弾を阻止した。
なお恒星間弾道弾は地球とは別方向の宇宙の彼方に飛んでいったが、どこに向かったのかは誰も知らない(一説によるとマゼラン星に戻る軌道を進んでおり、停止させるためにマゼラン星人は人員的、経済的に大きな損失を被り、結果的に衰退してしまったとされる)。