概要
CV:岡本信彦
肩書きは「卯」の戦士 『異常に殺す』憂城。
十二大戦に参戦する戦士、十二支のうち卯年に対応。戦士としての名前以外が詳細不明の謎の人物である。アニメ化決定の際のキービジュアルで最初に単体で発表された人物。
断罪弟の死体を前に、血まみれの刃物を握りながら「僕じゃないよ僕じゃないよ 証拠もないのに人を疑うのはやめて」と言う等、計算高いんだか幼稚なんだかよく分からない性格をしている。
ホットパンツとサスペンダー、巨大なウサギの尻尾の飾りとうさ耳カチューシャを付けていており、迂々真には負けるがかなり筋肉質な体型で、ほぼ全裸に近い恰好になっている。アニメ版第7話では最初にウサギ要素の飾りはそのままにウェイターみたいな恰好をしていたが異能肉が来る頃にはいつの間にか上述のほぼ全裸な姿になっている。また、原作の絵ではどちらともとれるような様子だが、漫画版では両目が見えている髪型で、アニメでは片目隠れとなっている。
二つの大鉈『三月兎』と『白兎』を武器にしており、自分が殺した相手を使役させることができる能力『死体作り(ネクロマンチスト)』を持っている(本人曰く(「お友達」になれる))。この能力によって動く死体はバラバラにしてもそれぞれが自立して動くため厄介なことこのうえない。なおこの能力は劇中を見る限り自分にも効くようである。(文字通り一生に一度だけだが。)
大戦にかける願いは「お友達が欲しい」。
アニメ版にて、寝住と組む分岐で彼に願いを聞かれた際には「僕はね、世界中のみんなとお友達になりたいんだ」と答えている。文字通りの「お友達」という意味なのか、「自分の能力で世界中の人間が殺される」という意味なのかは不明。
最期
失井と妬良のタッグによりバラバラに殺されるが、その寸前で舌を噛んで自殺し、自身を能力の対象に置くことでしぶとく大戦に継続する。
その際は筋を縫合糸、小腸をロープ、血を糊、歯を釘のように使った無茶苦茶な方法で体のパーツを出鱈目に繋ぎ合わせたバケモノのような姿となっており、失井に「最早ウォーキングデッドですらない、怪物」と言わしめた。
失井を苦戦させるが、寝住が持ってきた「醜怪送り」によって大爆発に巻き込まれ、今度こそ完全に消滅する。
余談
上記の通りのサイコなキャラにもかかわらず、アニメ版における少年のような振る舞いや、EDで流れる彼の日常でたくさんのうさぎと戯れる姿等から妙な人気がある。
「憂城」の読み方を変えると「ゆうじょう」とも読めるが、意図的か偶然かは分からない。