概要
肩書は「未」の戦士 『騙して殺す』必爺。
「十二大戦」に参戦する戦士で、本名は 辻家 純彦(つじいえ すみひこ)。
今回の十二大戦は本来は孫が参戦するところを代理として参戦した。
大戦にかける願いは「時間が欲しい」。
人物像
孫思いの優しい爺さんだが、若いころの彼は元々ただの武器商人で商売目的で戦場に行っていたが、戦士としての素質があったことにより、得意先である辻家家に婿入りし、(ただし角は辻家家に婿入りする前から生えている。)九回目の十二大戦で優勝し、その時に「孫の顔が見たい」と願いをかなえ、今に至る。
戦闘スタイルおよび能力
年齢からくる長年の経験を活かし、衰えた戦士としての技量を老獪さでカバーする。
戦闘ではおもに爆発物を使い、その中でも超火力の爆弾「醜怪送り」は自身の最高傑作というほど強力。
劇中での行動(ネタバレ注意)
※以下、『十二大戦』および『十二大戦対十二大戦』におけるネタバレ注意
- 『十二大戦』-
全員が飲み込む必要がある獣石を飲み込まずにヒゲに隠すような反則行為を平然と行っていた。
更に、獣石を飲み込んでいないのを理由に他の参加者と結託しようと探し廻っていたところ、その途上に妬良に気づかる。
だらしない姿などを理由に大会参加者の中でも最下位だと思ったが、彼女の本当の力量に気づかないことが仇となり呆気なく敗れる。
- 『十二大戦対十二大戦』
「平和主義者の砂粒なら引き留めるだろうから有利な条件を引き出そう」と言う考えが裏目に出て、単独行動をとる羽目になったうえに操り人形と化した迂々真と戦闘。
手元の爆弾をすべて使い切ってしまい、最後はすべてを読み先手を打って現れたサー・カンサーに「操り人形にしないでくれ」と頼み、彼の手によって介錯される。
余談
漫画版とアニメ版では、必爺の若いころの姿と孫に違いがあり、アニメ版の若いころの必爺は黒色の髪色で、孫が女の子(CV:田中あいみ)であるに対し、漫画版の若いころの必爺は白色の髪型で、孫が男の子になっている。(漫画版の孫が男の子なのは、第九回十二大戦あとに生まれたとすると、孫が36歳前後になり、その孫が女の子だと必爺との会話がしにくいという作劇の都合によるため。)