概要
肩書は「午」の戦士 『無言で殺す』迂々真。
本名は 早間 好実(そうま よしみ)で、大戦にかける願いは「才能が欲しい」。
肩書にかいてあるように寡黙で喋らない事が多いが、意外にもいい声である。
人物像
スキッドが付いた手甲とたてがみを思わせる装飾が付いた兜をかぶっている巨漢で、作中一の筋肉質の持ち主である。EDのワンシーンではボトルシップが趣味だと思われる描写がある。
かつては軍隊に所属していて、この頃は細身な青年の感じな姿だったが、ある戦いで決定的な敗北を機に、過酷な筋肉増強訓練や薬物による化学施術などの肉体改造を行い今の姿になった。しかし元々なのか自分の絶対的自信が破られたショックが大きいのか、時折ネガティブな考えをすることが多い。
戦闘スタイルおよび能力
その筋肉から繰り出す攻撃はもちろんだが、肉体改造によって得た人体では考えられない強度の防御術『鐙』を使用する。
作中の描写を見る限り技術の類ではなく、どうやら身体そのものが異常に頑丈な模様。
ちなみに本当は「鐙」ではなく「鎧」としたかったらしいが、字を間違えたとのこと。
劇中での行動(ネタバレ注意)
※以下、『十二大戦』および『十二大戦対十二大戦』におけるネタバレ注意
- 『十二大戦』
作中の強敵失井に「これだけ攻撃して倒せん相手は私も初めてだがね。」と言わせており、善戦して彼から逃げ切るだけまだすごい方である。(実際、失井は相手を逃がすことなくあっという間に倒しており、彼を苦戦させたのはほとんどが不意打ちが多い。)
その『鐙』を破られたことで心が折れて銀行の金庫室に隠れ、(『鐙』の効果で免れるかは分からなかったが)獣石の毒による時間切れを利用して生き残ろうと考えたが、寝住を追いかけてきた断罪兄弟・弟の火炎放射により隠れていた銀行が火に包まれ酸素を奪われ馬がいななくような断末魔「ひひいいいいいいいいいいんっ!」をあげながら窒息死した。
メンタルが強かったら結果が違っていたかもしれない。
- 『十二大戦対十二大戦』
描写はないが、ルック・ミ-とアイアン・メイと戦闘になり倒されるが死亡まで至らず、ドクター・フィニッシュの薬によって操り人形となる。
その後、必爺と交戦になるも彼の手持ちの爆弾をすべて費やし燻し殺された。(またかよとか言ってはいけない)
しかし、操り人形となっていながらも必爺の名乗りに答えるなど少なくとも戦士としての理性は残っていたようで、少なくとも戦士としての矜持は保ったまま死ねたと思われる。
余談
他の戦士が専用のカットイン付名乗りがあったにもかかわらず、彼だけ普通の名乗りはあったがカットイン付名乗りがアニメ本編に流れることがなかった。後に十二大戦のアニメ公式ホームページの終焉PVにて追加される。
ちなみにカットイン付名乗りが一番多いのは妬良の三回