概要
二次関数で有名な、物体を斜め上に放り投げた時の軌跡のような曲線。
特定の点(焦点)と特定の線(準線)との距離が等しくなるような点の集合とも定義できる。
またそのような曲線に似たような軌道を描く事(?)。
英語ではParabola(パラボラ)であり、パラボラアンテナのパラボラは実はこれの事。
放物線を鏡に見立てると、焦点から放たれた光は、放物線に当たって反射する事で全て平行に並び、逆に対称軸に平行に入って来た光は、全て焦点に結ばれる。
片方の焦点が無限遠にある楕円または双曲線とも見なせる。
三次元空間上において、対称軸を回転軸として回転させると放物面が得られる。
パラボラアンテナの面はこの放物面なのであるが、放物面自体は正確にはパラボラではなくParaboloid(パラボロイド)と呼ばれている。