-我、生きずして死すこと無し。理想の器、満つらざるとも屈せず。これ、後悔とともに死すこと無し…-
概要
「プロジェクトRS」の第二弾として制作され、同社制作の『レイディアントシルバーガン』と世界観を共通しているが、直接的なつながりはない。
自機や敵の攻撃は“白”と“黒”(陰陽)2種類の属性を持ち、自機はそれを任意で自由に切り替えることができる。
自機と敵が同色の場合は敵の弾幕を吸収でき、異色の場合は敵に同色時に比べ倍のダメージを与えることが出来る。
難易度が上がると、同色の属性で敵を撃破した場合に撃ち返し弾が来る。
敵弾を吸収すると画面左下のゲージが蓄積され、ゲージがフルになると複数のホーミングレーザーを発射して攻撃する「力の開放」が使用可能。
ちなみに敵の配置や攻撃方法には一切ランダム性が無いため、プレイヤーは自分なりの攻略パターンを構築してプレイして行く事が求められる。
逆にパターンさえ構築されているならば、何度プレイしても同じ結果を得られる(ランダム要素に理不尽に殺される事はない)。
そのストイックなゲーム性や背景設定、BGMが人気を博し、アーケード版稼働の後にドリームキャストとゲームキューブ、7年後の2008年にはXbox360、更にその5年後の2013年には業務用基板NESiCAxLiveに、翌年の2014年にはAndroid&Steamに、更にその4年後の2018年にはニンテンドースイッチにそれぞれ移植された。
-撃て!避けろ!そして…当たれ!-
ストーリー
鳳来ノ国で発掘された石のような物体『産土神黄輝ノ塊』。その力に魅入られた王、鳳来 天楼は自らを『神通者』と称し、周辺の国々を武力によって支配して行った。
鳳来の支配に抵抗する組織『天角』の戦士である森羅も死力を尽くして戦ったものの、圧倒的な鳳来の戦力に敗れ、命からがら老人達の住む『斑鳩の里』に逃れる。
やがて傷も癒え、再び鳳来と戦う決心をする森羅。そんな彼に風守率いる里の老人達は、自分達が作り上げた飛鉄塊『斑鳩』を彼に託すのだった……
-嗚呼、斑鳩が行く……
望まれることなく、浮き世から捨てられし彼等を動かすもの。
それは、生きる意志を持つ者の意地に他ならない。-
主な登場人物
主な登場機体
飛鉄塊『斑鳩』について
全長:約22.3m (※コトブキヤ版1/144プラモデルから逆算)
武装:60mmバルカンx4
エネルギーカノンx主砲に2+左右リングユニット内に12
開発者は天内技師長、風守老人、新海里長の3人。
装甲は特殊なコーティングが施されており、電圧をかけると陰/陽の属性を変更できる。
これにより、陰陽2つの属性を1つの機体にまとめ、更に属性の変更が初めて可能となった。
このコーティング技術は篝の持ち込んだ『銀鶏』の改装の際にも施されている。
敵弾を同じ属性のバリアに吸収させて貯蓄し、『力の解放』と呼ばれる追尾レーザーとして発射可能。
投稿時のタグについて
『斑鳩』は元々が実在の鳥からとった名称のため、他ジャンルのイラストと タグがかぶってしまいやすい 。イラストを投稿する際は、検索しやすいよう『斑鳩』タグだけでなく、併せて『トレジャー』タグもしくは『STG』タグを付けることが望ましい。
関連動画
Xbox LIVE Arcade版 オンライン2人協力通しプレイ 『1P&2Pの合計スコア 4430万』<ニコニコ動画>
外部リンク
任天堂公式サイト内ゲームキューブ版 紹介<INTERNET ARCHIVE>
Android版 紹介<INTERNET ARCHIVE>
関連タグ
トレジャー(ゲーム会社) シューティングゲーム レイディアントシルバーガン
シルエットミラージュ … 斑鳩と同様、二つの属性を切り替えて進めるアクションゲーム。開発も同じくトレジャーが担当。
やがて一つの因果は、その意志
を元の場所へと回帰させ、記憶
の深淵に刻まれた起源の意識を
思い起こさせるだろう。
故に、斑鳩は行く......