概要
大陸の限界領域に住むとされる古来から星霊と深い関りを持つとされる種族。百年前の始原の星脈噴出泉よりも遥か以前より星霊の存在を認知している。
また唯一星霊エネルギーを蓄える性質を持ちながら非常に脆い鉱石星晶を十分な強度にする加工技術を持つ存在であり、星霊使いにとっての天敵たり得る星剣を生み出した。
八大使徒からは百年前より以前から存在を認知され、ユンメルンゲンとクロスウェルも後に既知を持ち、上記の星剣の製造を請い、クロスウェルに至ってはその後もイスカに託した星剣の真打に代わって星剣の複製品の製造を頼むなど色々な用事を頼んでいる。
ただ彼曰く気まぐれとのこと。
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ネタバレ
ここから先は13巻以降の重要なネタバレが含まれる為、閲覧注意。
『星霊は逃げてきただけ。星の中枢から』
大陸の北西部にある災厄の力により変容した不毛にして腐敗の大地カタリスク汚染地の奥底にあるわずか数百メートル四方の星霊に守られた聖域に彼ら星の民は棲んでいる。
その正体は、大きな瞳に虹色のグラデーションの髪をした大人の腰ほどまでしかない背丈のおとぎ話の妖精さながらの小人である。
怖がりな気質の持ち主にして星剣をはじめとした星晶の鍛冶師である。
星霊と融合した原始の民か、最初からそう言う姿なのかは彼ら自身もわかってはいない。ただ彼らこそ誰よりもそれこそ皇庁よりも星霊と長いこと共存してきた種族である。それ故に 星霊の知識で彼らの右に出る者はない。
ただ彼らには人間の個体差がほぼ判別できないようで、最初星剣を持っていたイスカをクロスウェルと誤認した。
およそ七十年前にユンメルンゲンとクロスウェルに星霊が地上に噴出してきた経緯と星の中枢に眠る災厄の存在と打倒の方法を話した。