駆逐艦「時津風」
初代(磯風型)と二代目(陽炎型駆逐艦)が存在しており、二代とも語呂の揃った天津風と同型艦であった(が、天津風の三代目の海上自衛隊の護衛艦「あまつかぜ」には姉妹艦はなく、縁が切れてしまった)。
日本海軍では気象用語や暦、地名などを艦名に用いたため、漢字2文字の艦名が多くなりがちで、「子日」などは他の艦名に倣う形で「の」が省略されてしまったが、その中で天津風と同じくしっかり「つ」を省略せず三文字の艦名となっている。
陽炎型駆逐艦「時津風」
陽炎型駆逐艦の10番艦。1940年12月15日竣工。
1943年3月3日、白雪や朝潮&荒潮と同じく、「ダンピール海峡の悲劇」にて沈没。
生存者は雪風に救助されている。
第十六駆逐隊の最初の喪失艦。