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概要編集

時蟻とは、ブルーロックの登場人物である時光青志×蟻生十兵衛の非公式BLCP(BLカップリング)である。


現時点で特別なイベントや大ゴマでの会話こそないものの、会話・ニコイチ描写が非常に多いCPとなっている。

超ネガティヴな時光青志と、己をオシャ(お洒落から派生した造語)そのものだと自負している蟻生十兵衛という対極にいる二人組であり、筋肉達磨と脚長長身、短髪と長髪、丸い目と切長の目、豊かな表情と無表情、無自覚否定と無自覚肯定、etc…と、大部分が正反対の要素で構成されている。

にもかかわらず非常に仲の良い関係を築いており、本質的な相性の良さが窺える。


⚠︎ここから先は原作「ブルーロック」本編・キャラクターブック「EGOIST BIBLE」・スマホゲーム(PWC)のネタバレを含みます⚠︎


本編(漫画)編集

出会い編集

第一話「夢」編集

主人公の潔世一が日本フットボール連合からの招集で会場に入った際、二人が隣り合って描かれている。至近距離なのでこの場面が初対面であった可能性が高い。

その後二次選考で相手を認知している描写から、この時点ではお互いの印象に残ることはなかったと推測できる。


キャラクターブック「EGOIST BIBLE」に掲載されたインタビューにて、金城宗幸先生がこの第一話の二人について言及している。


「じつは蟻生と時光は、1巻の強化指定選手が集合しているシーンにいたんです。この時はノ村さんがモブで描いてくれただけだったのですが、後から「この2人オモロイから使おう」と思いまして…。」


このことから、物語としてもキャラクターとしても、二人の原点となったシーンだとわかる。


二次選考編集

第43話「3人1組」編集

二次選考3rd STAGE「ライバルリー・バトル」内で、新BLランキング1位の糸師凛を加えた3人でチームを作る。蟻生が2位、時光が3位だったためそのまま3人1組を組む流れとなった。


巻末収録『TOP3のチーム結成秘話』編集

単行本6巻の巻末にチーム結成の裏話が載っている。

これが二人の実質的な初対面となり、お互いへの第一印象が明かされた。


蟻生の時光への第一印象

「ん? お前 3番目にクリアした強者のわりにはオシャじゃないな?」


時光の蟻生への第一印象

「オ…オシャ!?」

(何言ってんだこのロン毛!?)

(有難いけど…この人はきっと変態だ…組むのはあんま嫌だなぁ…)


この通り、ファーストコンタクト時点でのお互いへの印象はほとんど最悪である。この後、凛の一言でチームを組むことが決まる。

これが二人の(ほぼ)最初の出会いとなった。


第46話「TOP3」編集

時光がゴールを決めた後、その異常な様子を見た蟻生は「サイコ野郎かお前は」と発言している。

「あーもうダメっだぁ!」と頭を抱える時光に対して「ネガはオシャじゃないぞ」と嗜める様子も見受けられる。


第49話「別離の後先」編集

ライバルリー・バトルで潔・蜂楽廻凪誠士郎から構成されたTEAM HWITEに勝利。相手から一人奪うことになる。

「どーする時光? 凛」という蟻生の問いかけに対し、凛は「誰でもいい どれでも一緒だろ」と返す。そこで時光が「じゃあ蟻生くん…俺は彼がいいと思うんだけど…」と蜂楽を使命。蟻生も「奇遇だな 俺もアイツが欲しい」と同意を示した。

結果、蜂楽がチームに加わり4人組が成立することとなった。


第58話「決戦の火蓋」編集

4thステージの食堂内で対戦相手を探す二人が描写されている。チームは4人だが、相手探しを行っていたのは時光と蟻生の2人だけだった。


第72話「MATCH UP!」編集

凛率いるTEAM RED(凛・蟻生・時光・蜂楽)と潔・凪・馬狼照英千切豹馬のTEAM WHITEとの対戦が決まる。

フィールドに入り会話。千切にコンプレックスであるファーストネーム(十兵衛)を呼ばれた蟻生が動揺した際、

「あぁ蟻生くん!ストップ!ストップ!」

「大丈夫だよ!!キミは十分オシャだからぁぁ!!」

と時光が蟻生に慰めの言葉をかける。

作中の描写やキャラクターブックの描写から、時光は他人がネガティヴになる様子を見て安心するタイプだと推測できる。しかし蟻生が落ち込んだ際にはこうして励ます態度を取るあたり、時光は蟻生に対して特別な好意を抱いていることがわかる。


第80話「無限界」編集

試合終盤、凛とのワンツーで駆け上がる時光がゴール前に迫るも、馬狼と千切に止められてしまう。VARによって二人にはイエローカードが出され、FKをとることに。

「ゴメン凛くん!FKしかとれなかったぁ!!」と嘆く時光に対し、蟻生が「いや紛れもなくオシャだった!」とフォローを入れる様子が描かれている。


第82話「いらない」編集

潔による背面踵蹴球(バックヒールショット)によってTEAM WHITEが一点を決め、4-4の同点に追いつく。

この場面で時光が初めて会話に"オシャ"を使用する。

「うぅ!?なんなの今のオシャヒールシュートぉ!?」

「…泣いても笑ってもオシャくても、次決めた方の勝利確定だな…」

この後も何度か時光がオシャ造語を使用するシーンが見受けられる(後掲)。


第85話「8秒前」編集

凛がゴールを決め、5点先取で凛率いるTHEAM REDが勝者となる。

試合終了直後に時光が「ヤタッ…やったぁぁ!!」と蟻生の背中に飛び付き、そのまましばらく蟻生が時光をおんぶする描写が。

「おい 余韻オシャを堪能させろ…」と蟻生から注意を受けるも「あ ゴメン…」とネガを発揮せず一言の謝罪で済ませ、「でも 誰とる?」と相手チームから奪う選手をどうするか問いかける。

「そうだな…またら2人で選ぶか…」と、蟻生も蜂楽を差し置いて時光と2人で選ぶ気満々である。

前回の試合で「誰でもいい」と言っていた凛はともかく、なぜか蜂楽の意見を聞こうとしていない。完全に2人の世界に浸っている。

この後凛によって潔が選ばれ5人組のチームとなり、ライバルリー・バトルを突破した。


第86話「誇り」編集

新しくチームに潔を加え次のステージへと向かう道中のことである。

「ウェルカム・トゥ・TOP3!!」とはしゃぐ時光が我に返り「あ!調子乗って先輩風吹かせてるみたいになっちゃった!!パワハラとか思わないでぇ!!」とネガを発症。

そこで蟻生が

「そのネガ 俺のオシャで換気する」

とオシャポーズを取る。

時光のネガと蟻生のオシャは一見正反対で相性が悪いように思われるが、蟻生は自分のオシャで時光のネガを換気できると思っていることがわかる。「換気」の意味は不明である(打ち消す・浄化等?)。


U20戦編集

蟻生のみ右CBとしてスタメンに選出される。

時光はベンチ入りを果たす。

第123話「世界一」編集

試合の前半が終了し、ロッカールームで一時休憩をする場面。前半終了間際で蟻生が糸師冴のシュートをクリアしたことについて「見たか の決死の回し蹴りのオシャクリア」と余韻オシャに浸る蟻生。「わかったよ!しつけぇよ!足ジャマ!」と鬱陶しがる雷市陣吾や特に反応を示さない(反応している描写がない)他キャラ達だが、時光のみ蟻生に対して羨望の眼差しで拍手を送っている。


休暇回編集

第150話「休暇」編集

ブルーロックのメンツで渋谷に集まる潔達。主にU20戦に出場したメンバーが集っており、蟻生も当然そのうちの1人である。そこに唯一U20戦に出ていない時光も加わっている。これはおそらく蟻生が誘ったものと思われる。

当然、登場シーンのカフェテラス席での会談では隣同士で座っている。

ダーツが上手い雪宮に対して「オシャユッキー!」と称賛を送る時光の描写もあり、これは蟻生が近くにいない状態でも当然のように"オシャ"を使用するという時光の様子が窺える。


新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)編集

時光はフランスのP・X・G、蟻生はイタリアのユーヴァースを選択。フランスVSイタリア戦の詳細は描かれていない。


その他小ネタ編集

17巻巻末編集

2人の制服姿が掲載されている。

完全にニコイチとして扱われているのがわかる。


パピコ編集

2020年週刊少年マガジン第42号でのセンターカラーの一枚絵で、パピコを食べる2人の姿が描かれている。パピコが2本で1セットのアイスなのは周知の事実であり、1セットを分け合って食べていることがほぼ確定している。


渋谷ジャック編集

『ブルーロック』渋谷ジャックキャンペーンが行われた際、SHIBUYA TSUTAYAにてコミックス購入特典キャンペーンとして配布された「私服イラストカード」について。

時光の私服イラスト内で、彼の右腕に謎のショッパー(買い物袋)が下げられている。時光の性格と私服の様子からして、このオシャなショッパーは時光のセンスではない。おそらくこれは蟻生に関係している。推測の範囲内ではあるが、こじつけと言うには露骨な描写である。


EGOIST BIBLE編集

プロフィールデータ編集

蟻生十兵衛編集

蟻生のフェチは首フェチで、理由は「その人の人生が現れている気がするから」とある。時光は作中でも屈指の首が太いキャラである。キャラソンvol.2のジャケ写で顕著に描写されている。


時光青志編集

時光の好きなタイプは他人を傷つけない人。これは蟻生にも当てはまるどころか、蟻生ほどすぐ他人を肯定する人物はなかなかいないと言えるだろう。


比較編集

2人のプロフィールデータの「自分が思う長所・短所」の項目を比較すると面白い結果が見られる。

蟻生は自分の長所を自信満々に語るのに対して、時光は「思い付かないし、思い付いたとしても嫌われたくないから主張しない」と返答する。

また、短所の欄では時光がつらつらと5個も短所を挙げているのに対して、蟻生は「その質問がオシャじゃない」と一蹴している。

正に2人の性格が出る項目だ。


なんでもBEST3編集

「歌が上手いのは?」の項目にて蟻生が一位を取った際の時光のコメント


「蟻生くん、お風呂で『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』を歌いながらオシャンプーしてた。…オペラ歌手かと思った」


から、時光が蟻生と一緒に風呂に入っていた事実と共に、この場面でもオシャ用語を自然に使いこなす様子が窺える(オシャンプー)。


スマホゲーム(PWC)編集

時光と蟻生の絡みが非常に多く、時光の扱いに慣れている蟻生の姿が散見される。


「しれっと煽るな、時光。またキレて面倒なことになるぞ」


「無自覚に煽ってくるのが時光だ。慣れろ、潔世一」


また、周回で発生する会話内では、蟻生と自分を比べて落ち込む時光に対し蟻生が「お前の肉体オシャを直々に見て判定してやる」というトンデモなことを言い出し、


「脱げ、時光。」


という衝撃の一言を発した。

これには時光も「何言ってんの!?ひぃぃ…!へ、変態だぁ!」とドン引きしている。


別名・表記ゆれ編集

「ときあり」の他に「ときありゅ」と読む場合もある。また、「ネガオシャ」という表記もあるがCPを示すものなのかは定かではないため基本的には「時蟻」を使用する。


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関連タグ編集

腐ルーロック 時光青志 蟻生十兵衛

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