概要
暗黒神ラプソーンを崇める者たちが拠点としていた城塞都市で、実質本作のラストダンジョン。
「終末へ向かう」という不穏で狂気的なBGMが雰囲気作りに一役買っている。
ラストダンジョンらしく強力なモンスターが跋扈しており、更に都市部分、塔部分、回廊、地下という大きく分けて4エリアに分かれた広大な構造が特徴。
都市部分は住宅街や宿屋、教会、図書館などの廃墟であり、かつての生活を思わせる。
特に印象的なのが地下へ向かう際に必ず通ることになる不思議な回廊。
清潔そうな街並みが円状に続いており、これまでの禍々しさとはかけ離れた小綺麗な雰囲気だが、人影はない。
なお家の中には入ることができない。ただの書き割りのようなものかもしれない。
周回してゆくと、一見ループしているように見えるが次第に風景に違和感が生じ始め、街並みが崩れて毒の沼や牢獄が出現し始める…という気味の悪い演出がなされている。
ちなみにここにはなぜか主人公パーティの銅像が建っているが、周回してゆくと首がもげ始め崩れてゆくという悪趣味な演出もある。
この像は後述の脱出時に敵として立ちはだかる。
一形態のラプソーンを倒すと、魔城が崩壊し始め、脱出することになる。
その途中でシャークマジュなどの小ボスとの戦闘を経て、最終的には魔城そのものが魔物と化した暗黒の魔人との戦いになる。
関連タグ
ヘルクラウド…空に浮かぶ魔城で、城そのものが敵として襲い掛かって来る点が共通。