プロフィール
概要
木口小平とは、日本陸軍兵士である。日清戦争で戦死したが、ラッパ手として死ぬときも口からラッパを離さなかったという逸話で有名。戦前の教科書にはその逸話が載っていた。
小泉鉱山で鉱山夫として働いたが、1892年12月から歩兵二等卒となり、1894年に日清戦争に出征する。このとき、中隊の喇叭(ラッパ)手を務めていた。同年7月の成歓の戦いに参加するなか、29日に敵弾を受け戦死した。このときの話が上記の逸話である。なお、実際は本人の精神力よりも死後硬直が原因だとされている。
この逸話はすぐに日本本土に伝わったが、最初期は白神源次郎のエピソードとされた。教科書にもその名前で載ったが、7年後に修正された。