概要
1989年12月22日生まれ。埼玉県出身。
2012年、朝鮮大学校からJFLの藤枝MYFCに加入。2013年、関東1部のFC KOREAに移籍。同年の国体では東京都選抜に選出され、準優勝した。 2014年より再び藤枝に移籍した。
2016年よりFC琉球に完全移籍で加入。正GKを務め、2018年のJ3優勝とJ2昇格に貢献した。
2019年、J1の横浜F・マリノスへ完全移籍。前年J3でプレーしていた朴にとっては2カテゴリー昇格であり、29歳で初のトップカテゴリー挑戦となった。シーズン序盤は控えであったが、リーグ第5節サガン鳥栖戦で飯倉大樹からポジションを奪うと、途中離脱はありながらも正GKに定着。第34節FC東京戦では得点機会阻止のファールにより退場処分を受けた。リーグ戦でGKとしてはチーム最多の25試合に出場し優勝に貢献した。シーズン終了後、優秀選手賞に選出された。
2020年ではACLに出場することとなったが、外国人枠との兼ね合いで登録外となり、新加入の梶川裕嗣が代わりにゴールを守った。その後新型コロナウイルス感染拡大に伴いACLの日程が再編、11月下旬からの集中開催となり、朴がACLメンバー登録外となった場合は約一ヶ月間実戦から遠ざかることになった。そうした事情を考慮し移籍を決断。
2020年10月25日にサガン鳥栖へ期限付き移籍で加入した。リーグ第26節の名古屋グランパス戦から先発起用されるとそのまま最終節まで先発の座を確保した。
2021年、サガン鳥栖に完全移籍。前年から引き続き先発出場を続けると、開幕6試合連続無失点を達成。更に自身プロ初のリーグ戦全試合出場を達成し、リーグ3位の35失点に抑えるなどチームの7位進出に貢献をした。翌2022年も2年連続で全試合フルタイム出場を達成。
2022年11月、日本国籍を取得。長くJ1でプレーしたい意向がある中で外国人枠が出場機会や移籍のオファーを奪いかねないことが国籍変更を決断するきっかけと語っている。また、国を背負って戦うことは誰もができることではなく、その誇りやプレッシャーを感じてみたいとし日本代表入りを目指す意向も示した。
2023年シーズンからJリーグが選手の背番号を「99」まで着用可能としたことを受けて、背番号を「40」からサガン鳥栖の永久欠番に制定されている「17」を逆にした「71」に変更した。