概要
大阪市旭区森小路一丁目にある京阪電気鉄道本線の駅(KH07)。
「森小路」は江戸時代からある地名の1つで、かつて付近一帯に樹木がうっそうと茂り、その中に小路が続いていた事からこの名が名付けられた。また駅から南東400mの新森には森小路遺跡がある。
昭和6年に発見された弥生期から古墳時代までの集落跡で、その範囲は新森中央公園を中心に半径500~600mにわたる。
尚、開業当時も同名の駅はあったが現在は隣駅の千林駅になっている。
当駅自体も開業当時は新森小路駅と名乗り、1942年(昭和17年)に現在の駅名に改めた。
駅構造
島式2面4線の高架駅。島式ホームとされたのは、かつて当駅から分岐する形で大阪駅(=梅田駅)への支線を建設する計画があった名残り。この梅田支線は内側2線が使われる予定だった。梅田支線の計画が潰えた現在は急行線に転用されており、ホームには柵が施されている上、番線も振られていない。
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は10,035人である(大阪府統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
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2008年(平成20年)度 | 12,190人 |
2009年(平成21年)度 | 11,619人 |
2010年(平成22年)度 | 11,254人 |
2011年(平成23年)度 | 11,051人 |
2012年(平成24年)度 | 10,782人 |
2013年(平成25年)度 | 10,628人 |
2014年(平成26年)度 | 10,392人 |
2015年(平成27年)度 | 10,434人 |
2016年(平成28年)度 | 10,182人 |
2017年(平成29年)度 | 10,318人 |
2018年(平成30年)度 | 9,943人 |
2019年(令和元年)度 | 10,035人 |
隣の駅
優等列車は全て通過。