「いちいち魚の身になっていては、刺身は食えぬ・・・」
「あんなに熱く燃え上がった2人であったのに・・・」
プロフィール
年齢 | 90歳以上(外見年齢は20代) |
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誕生日 | 12月24日 |
身長 | 179cm |
体重 | 乙女に聞くものではないわ |
スリーサイズ | B:108㎝ W:62cm H:99cm |
趣味 | ドライブ,ゴルフ,乗馬 |
将来の夢 | 遠い日においてきた… |
異名 | 妖拳の女宿 |
所属 | 闇・無手組(一影九拳) |
エンブレム | 水 |
使用武術 | 柔術(櫛灘流柔術) |
武術タイプ | 静 |
弟子 | 櫛灘千影 |
人物
露出度の高い巫女装束と袴を着用し、首から大きな数珠を下げている。
櫛灘千影の師。「櫛灘流柔術の神髄は技10、力…0!!」
気当たりによって、フェイントを巧みに操ったり、残像を生み出し梁山泊の二人を同時に相手どることもでき、さらに手を触れずに相手を操るように投げれる。柔術流派は櫛灘流一つで十分と考えている。
ちなみに、ガイドブックでは動タイプとなっているが、公式サイトで静タイプに修正された。
容姿こそ20代の妖艶な美女で、超弩級の巨乳の持ち主だが... 実は90歳を超えた方。
これは櫛灘流の秘伝の、不老長寿による医学実験の成果である。
千影に対しては最低限の事以外は寛容に見ており、食事制限を破っても特に叱責する事もなかったが、心が弱いと言い放った。
だが己の弟子の実力には自信があるようで千影を一なる継承者にするべきと公言している。
年長者ということで、一影九拳の中では一影に次ぐまとめ役。
一影九拳は時代によって入れ替わるが、例外的に長期に渡って一影九拳に在籍している。
そのことが一影九拳内での彼女の威光を支えているものと考えられる。
美雲以外の例外対象者にジュナザードがいるが、闇をまとめるどころかその権力を使ってやりたい放題しており、美雲はジュナザードを排除したがっている。
セロとは一影九拳の年長者ということで気があうらしい。
しかし、実際にはセロは美雲より30歳以上年下。また、実のところは千影の育成方針についてセロは疑問を持っており、久遠の落日ではある出来事をきっかけに決別する。
千影を惑わす存在になりうる兼一のことは、それなりに脅威を感じている模様で、千影にイーサンと兼一の戦いの立ち会いをさせて、兼一がイーサンに殺される光景を見せることでより闇の世界に傾倒させようと画策して失敗。
会議結果を無視して梁山泊に手を出したディエゴを殺そうとするなど、同じ九拳であっても"闇"の足並みを乱す者は排除しようとする。
拳魔邪神の事を危険視しており、美羽の情報を渡す事で間接的に拳魔邪神と風林寺隼人の再戦を目論んだが失敗した。
しかし、計画とは別件で本郷晶がジュナザードを倒してくれた。
本編
千影を闇に傾倒させようとするがことごとく失敗。
また、ジュナザードの一件も上記の通り、美雲の計画が始まりである。
久遠の落日の瀬戸際での決戦では他の一影九拳と八煌断罪刃と共に梁山泊と激突。
当初は攻めきれずにいたが、ミルドレッドの援護射撃が始まると一気に攻勢に出る。
一対一に固執せず複数戦に持ち込むと援護射撃などの有利を利用して次々と梁山泊側を圧倒。
しかし、紀伊陽炎を仕留めそこね、有利な地形を破壊されるという失態を犯す。
更に馬槍月、アーガード・ジャム・サイの離反と梁山泊の抵抗に痺れを切らし、しぐれを人質にして戦いを有利に進めようとしたため、セロの怒りまで買ってしまい彼の離反まで招く。
それでもまだ人数で勝る美雲たちは有利な戦いを続けていたが、久遠の落日の為に協力していた暗鶚衆の長・穿彗の敗北を知るとなんと脳にくるほどの凄まじい気当たりで達人たち牽制しその場から逃走。
しかし、剣星に逃亡を阻止され反撃するも、剣星のエロパワーには及ばず縛札衣により全裸にされ海へと転落していった。
一影九拳として最も恥辱にまみれた決着となってしまった。
その後は千影の元へも戻らず行方をくらませていたが、最終巻でのおまけにてスーツ姿で長老と対面する。(長老曰くデート)
久遠の落日の成否について賭けを行っていたらしく、今回の落日失敗で一勝一敗と宣うが、長老は世界は平安を取り戻したと言い、自分の目の黒いうちは世界を守ると宣言。互いに反目しあう定めと語り席を立つが、長老から約束通りにあんみつを奢るよう言われ、何十年前もの約束を覚えていることに呆れつつも長老に付き合った。
過去
かつては"闇"の暗躍を阻止するため風林寺隼人と共闘してたが、「人を真に突き動かすは恐怖」だと説き、最終的に隼人と袂を分かった。
主な技
櫛灘流 地中投げ
手で押さえながら地面に投げ倒す。
必殺の威力を持ち、投げられた相手は地中深くに体ごと減り込む。
櫛灘流 千年投げ
自身の人影を巨大化させたような気の巨人を操り、無数の闘気を腕として伸ばし、相手を投げ殺す。達人ではない一般兵にすら見える程濃密な気の塊であり、逆鬼をして「人と戦っている気がしない」と言わせしめた。