概要
兵庫県西宮市の武庫川駅から武庫川団地前駅までを結ぶ、営業キロ僅か1.7kmの路線。
全線単線、1500V電化。
武庫川駅は阪神本線との接続駅であるが、乗り換えの時は一度中間改札を通ることになる。
武庫川団地の開発に伴い1984年に路線が武庫川団地駅まで延伸され、現在に至る。
戦時中は国鉄(現JR西日本)の西宮駅方面(当時は「西ノ宮駅」)へ延伸されていたが、この延伸区間は川西航空機の鳴尾工場への物資を運ぶ貨物線として三線軌条で使用されていた。この区間は戦後もしばらくは旅客・貨物ともに運行されていたが1958年に休止。1970年と1985年の2度に分けて正式廃止となっている。
駅一覧
武庫川駅を除き無人駅。
ダイヤ
昼間は20分間隔、それ以外の時間帯は10〜12分間隔。昼間は1編成の往復、それ以外の時間帯は2編成で運用される。
使用車両
開業時から伝統のクリーム+バーミリオンのカラーをした赤胴車(2019年時点では7861・7961形、7890・7990形)を使用してきたが、5700系の投入で余剰となった本線ジェットカー用の5500系を改造投入することが発表され、2020年に車両交代が行われた。