概要
兵庫県尼崎市と西宮市にある阪神電気鉄道の駅。駅番号はHS12。
「武庫川をまたぐ橋りょうの上に阪神本線の駅のホームがある」という特徴を持っている。ホームは1905年の開設当初は橋りょうの外側にあり、現在の尼崎市に近い側に位置していたが、駅の改修工事・移設の際、川の反対側の西宮市側に住む住民に対しての利便性を高めるため、橋りょうの上にホームを設けて両岸に改札口(尼崎側の東口と西宮側の西口)を設けることになった。西宮市側の改札口は阪神武庫川線への乗り換えに対応している。
夜間のみ停車していた急行は2001年から全列車停車。
2009年から急行の半数を差し替える形で平日朝夕を除く快速急行も停車。2022年12月に平日夕方も停車するようになった。なお、当駅と今津駅に停車する快速急行は芦屋駅を通過し、平日朝はそれとは逆のパターンで選択停車の関係にある。
駅構造
本線
相対式2面2線の橋りょう駅で、武庫川をまたぐ。のりばの番号は本線のみに付けられている。
平日の朝ラッシュ時以外と土曜休日の快速急行停車に対応する為、近鉄車両20m8両まで対応している。
本線の駅の西側に武庫川線との連絡線があり、武庫川線の車両の出入りに使われる。連絡線は上り線にしかつながっていないため、尼崎車庫から武庫川線に回送する場合は、一旦甲子園駅の引き上げ線で折り返し、その後連絡線に直接入る。
武庫川線
ホームは西宮市側にあり、島式1面2線の地上駅。武庫川線の起点。
西側の線路は行き止まり式。東側の線路は引き上げ線及び、本線への連絡線に続いている。
但し、旅客列車は東側の線路しか使用していない。
武庫川線ホーム入り口には中間改札があり、本線からの乗り換え客・当駅で改札口から入場した客はもう一度改札を通過しなければいけない(※武庫川線の中間駅、東鳴尾駅・洲先駅には自動改札機が設けられていないため)。
利用状況
年度別
年度 | 乗降人員 |
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2008年(平成20年)度 | 26,994人 |
2009年(平成21年)度 | 27,485人 |
2010年(平成22年)度 | 27,213人 |
2011年(平成23年)度 | 27,211人 |
2012年(平成24年)度 | 27,961人 |
2013年(平成25年)度 | 28,271人 |
2014年(平成26年)度 | 28,578人 |
2015年(平成27年)度 | 29,008人 |
2016年(平成28年)度 | 27,645人 |
2017年(平成29年)度 | 28,678人 |
2018年(平成30年)度 | 28,904人 |
2019年(令和元年)度 | 29,372人 |
2020年(令和2年)度 | 24,431人 |
2021年(令和3年)度 | 24,882人 |
2022年(令和4年)度 | 25,435人 |
2023年(令和5年)度 | 27,744人 |
隣の駅
阪神本線 | ||||
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種別 | ←大阪方面 | 当駅 | 三宮方面→ | 備考 |
| 通過 | |||
快速急行 | 通過 | 平日朝ラッシュ時 | ||
快速急行 | 尼崎駅 | 武庫川駅 | 甲子園駅 | 土休日と平日朝ラッシュ時以外 |
急行 | 尼崎駅 | 武庫川駅 | 甲子園駅 | |
区間急行 | 尼崎駅 | 武庫川駅 | 鳴尾・武庫川女子大前駅 | |
普通 | 尼崎センタープール前駅 | 武庫川駅 | 鳴尾・武庫川女子大前駅 | |
武庫川線 | ||||
種別 | 当駅 | 武庫川団地方面→ | 備考 | |
普通 | 武庫川駅 | 東鳴尾駅 |