データ
概要
兵庫県西宮市里中町三丁目13-18にある阪神電気鉄道本線の駅。駅番号はHS13。
甲子園駅の隣。武庫川女子大学(付属の中学校・高校もあり)の最寄駅でもある。2018年12月10日に阪神電車と武庫川女子大学の間で包括連携協定を結び、駅東側の高架下は大学施設として整備されている。
普通列車が毎時5~6本停車するほか、平日朝ラッシュ時に運転される区間急行も停車する。区間急行や準急の設定、廃止、復活に合わせ、停車パターンが以下の通り変化している。
- 2001年3月10日のダイヤ改正までは、下り(甲子園方面行き)は準急のみ、上り(梅田行き)は区間急行のみ(準急通過)が停車していた。同ダイヤ改正で区間急行が廃止となり、上りの準急も停車するようになった。
- 2006年10月28日のダイヤ改正で区間急行が復活し、その列車がするようになった(準急の停車も継続)。
- 2009年3月20日のダイヤ改正で本線で準急の運転を休止、区間急行のみが停車するようになった。
駅開業から長らく地上駅で、のちに改札が地下化された。2009年5月20日に阪神電鉄本線西宮市内連続立体交差事業による高架化工事が着工した。2011年7月9日から上り線(大阪・奈良方面行き)が従来の地上線北側に移設され、仮設ホーム、地上改札口での営業を開始。2012年10月3日に下り線(神戸・姫路方面行き)も移設され、跡地では高架橋本体の工事が行われた。2015年3月14日に下り線、2017年3月18日に上り線が高架化された。
2019年10月1日、駅名を「鳴尾」から「鳴尾・武庫川女子大前」に変更。武庫川女子大学とともに今後の沿線活性化を図るため、大学の名前を入れた駅名にした。
駅構造
相対式ホーム2面2線の高架駅。ホーム有効長は130mで19m級の阪神電車・山陽電車6両編成のほか、停車位置がないものの、地上駅時代に停車できなかった21m級の近鉄電車6両編成も停車できる。急カーブ上にホームがあるため、電車とホームの間が広くあいている個所がある。
高架駅の設計は、一級建築士事務所「武庫川女子大学建築・都市デザインスタジオ」によるもの。同大学の建築学専攻の大学院生たちが参加している。
駅構内にはのりば番号は表記されていないが、阪神電車公式サイトの駅構内図では上りホームは1番のりば、下りホームは2番のりばとなっている。
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は23,749人である。※1
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 21,868人 |
2009年(平成21年)度 | 23,178人 |
2010年(平成22年)度 | 23,293人 |
2011年(平成23年)度 | 23,397人 |
2012年(平成24年)度 | 23,397人 |
2013年(平成25年)度 | 23,545人 |
2014年(平成26年)度 | 23,649人 |
2015年(平成27年)度 | 23,907人 |
2016年(平成28年)度 | 25,164人 |
2017年(平成29年)度 | 24,978人 |
2018年(平成30年)度 | 24,565人 |
2019年(令和元年)度 | 24,746人 |
2020年(令和2年)度 | 20,501人 |
2021年(令和3年)度 | 20,973人 |
2022年(令和4年)度 | 21,674人 |
2023年(令和5年)度 | 23,749人 |
参考資料
※1 ハンドブック阪神
関連タグ
外部リンク
阪神鳴尾駅プロジェクト - 武庫川女子大学 生活環境学部 建築学科・大学院 生活環境学研究科 建築学専攻