まりさ種の亜種で、その名の通り水上生活を主とする生態が特徴。
通常のまりさ種にあった「帽子を船代わりにして水上移動できる」という設定から派生したと考えられる。
特徴
まりさ種のトレードマークである帽子を逆さにして船のようにして乗り水上生活をする。
ただし、移動には木の枝などのオールになるものが必要なため、事故などで無くすと移動できなくなりやがて餓死する。(水上生活に特化しているせいで地上生活は不得手で、何とかして岸に着けても生きていけないという設定がされることもある。陸酔いしやすい設定もある。)
しかも、あくまでも水上生活をするだけで水中で暮らす水棲種ではないため、通常のゆっくりと同様に水に弱いという弱点は健在であり、帽子の操作を誤ったり風に煽られて転覆したりといった理由で落水して死ぬこともある。(当然ながら、魚などに襲われて帽子に穴を開けばそのまま沈没である。)
ただし水中まりさは耐水性があるためこの限りでない。
天敵は通常まりさ種の天敵であるれみりあ種など捕食種に加え、水上という場所からにとり種などに襲われやすい。
だが、通常のまりさ種も帽子を浮かばせることができるため水上まりさとの区別はほぼない。
違いといえば水上生活するか否かである。
繁殖するとき、通常のまりさ種を含めた通常のゆっくりは異種交配が基本なのに対し水上まりさ種は同種交配が基本であり異種交配はほとんどしない。
水上まりさ種以外が生まれたとしても水上まりさ種は耐水性のおぼうしが標準装備なので、それがない種は生まれた瞬間に落水し溺れ死んでしまう。