概要
2004年11月1日、安芸郡江田島町、佐伯郡能美町、沖美町、大柿町が合併して、市制施行。
瀬戸内海の広島湾にある江田島および能美島(西能美島、東能美島)を中心に大黒神島、ほかにもいくつかある小さな島が市域とする。主たる島(江田島および能美島)は地続きである。
江田島は1888年(明治21年)に海軍兵学校が東京築地から移転して以来、海軍ゆかりの島として「江田島」は海軍兵学校の代名詞になった。
戦後も海上自衛隊第1術科学校および海上自衛隊幹部候補生学校など海上自衛隊の施設が置かれ、関連して火薬などを製造する工場もある。
なお、海上自衛隊の各校は今もなお海軍の流れを汲む厳格な規律で統率されており、島の内情を知る元自衛官からは「江田島には鬼が住む」と呼ばれるほど。まさに令和の男塾。
能美島は江戸時代以前は海上交通を取り仕切る海賊衆(水軍)の拠点の一つであった。
1700年代後半は、島内で和蝋燭の原料となるハゼノキやウルシノキの果実の産地であったことが記録されている。
主な出身者
六角紫水(漆工芸家、キリンビールの麒麟の絵の作者と言われている。)
栗原恵(女子バレーボール選手、元バレーボール女子全日本代表。)
細川ふみえ(タレント)
関連項目
江田島平八・・・「魁‼︎男塾」の男塾塾長。かつて江田島コラボパネルが島にあった(江田島観光ホームページ)。
因みに、江田島平八の姓は「えだじま」で、地名は「えたじま」である!!