CV:あいざわゆりか
概要
「獄門塾殺人事件」より登場する、極問塾の生徒(理系)。得意科目は生物。
超絶態度の悪いイヤな女。目つきも悪い。霧沢・氏家曰く「神経質でむらっけがある」。
自分に楯突かない美雪には比較的優しかったり、一にも獄門塾のキツさをイチイチ教えてくれたりする面も。
凶悪な表情で「あたし達六人は同じ穴のムジナ」と意味深な発言をしていた。
四番目の死亡者で、死後は「二重螺旋構造」に見立てられて赤と青のビニール紐でグルグル巻きにされた。その時の顔はすごく怖かった。
どうでもいい話だがテストを終えたときの表情がちょっと可愛い。
余談
以下作中の彼女に対する他のキャラ達の台詞。
「すっげーやな女。ある意味国宝級だぜ!?」(金田一)
「あ…あの人どうしてあんな喋り方しかできないのかしら?疲れる」(美雪)
「あの人ちょっとナーバスなんだ。僕も大嫌いなんだ,いいなあ,君は一緒でなくて」(霧沢)
「性格悪いな海堂,お前って」(近衛)
「こいつちょっとイカレてるんだ」(近衛)
「少々神経質でムラッ気はありますが―」(氏家)
ここまで色んな人に悪く言われてるキャラは金田一世界でも珍しい。
正体(ネタバレ注意)
「あったまワリーわねアンタ! いい? 余計なこと言うんじゃないよ? だってここにいる全員―同じ穴のムジナなんだからさ…!」
その正体は極問塾でハバを利かせているいじめグループ。 濱秋子や藍野修治が劇中ではターゲットにされていた。特に彼女は藍野の死に何ら罪悪感を持っておらず、笑いながら「ゲーム」と言ってのけた。
濱に対しても同じ穴のムジナだと嘲り、余計なことは言うなと恫喝するなど、首吊り学園殺人事件の古谷を彷彿させる外道である(近衛・絵波・鯨木も同様)。ちなみに別のシーンでは「あたしたち6人は同じ穴のムジナ」と発言しており、実際には濱を同じ穴のムジナだと考えておらず、罪悪感を持たせて口を封じるためにこう言った可能性がある。ちなみに草太が言うには、仮に濱や氏家先生が全て話したところで全員大した罪にはならないため、さりげなく完全犯罪の殺人をやってのけているあたりに彼らの非道さが際立っている(だがその結果、全員が高遠の次の獲物に選ばれてしまい、天網恢恢疎にして漏らさずまたは因果応報を体現することに・・・)。
アニメでは濱に毒を注射されて殺害されるシーンが追加されている。
ドラマ版では
ドラマ版では未登場のため、立場は原作で生存した中屋敷学が、末路は同じく未登場の絵波ゆりかに相当する台湾出身の梅素鶯(メイ・スーイン)が担うことになった。