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激突トマラルク

げきとつとまらるく

ソニー・コンピューターエンタテインメントより2000年に発売されたPS用ソフト。
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概要編集

2000年にプレイステーション用ソフトとして発売されたレースゲーム

激走トマランナーの続編であり、タイトルから分かる様にL'Arc~en~Cielとコラボレーションしたゲームである。

前作のトマランナーは良作ながらも今一つ影が薄く、知る人ぞ知るマイナーゲームであった。

が、発売当時このゲームを気に入りやり込んでいたのがhydeであり、これがキッカケになりコラボを果たし発売に至ったという経緯がある。

本作に対してのhydeの入れ込み具合は凄まじく、バグフィックスやロケテストの協力は勿論、メンバー全員が声優として登板したり本作のイベントへhyde自らが参加し一般参加者と対戦するなど、この手の有名人コラボゲームとしては異例の力の入れ具合であった。

こうした働きやラルク自体の人気も手伝い、前作に比べ知名度は高く本作からトマランナーを知ったファンも多い。

また、前作の時点でゲームとして完成されていたのもあり本作も良作に分類され、コラボゲーに多いクソゲーではなくラルクファンから一般ゲーマーまで幅広く楽しめる内容となっている(前作から若干の難易度調整も行われ、より初心者にも優しくなっている)。


使用楽曲編集

本作では一部ステージでL'Arc~en~Cielの楽器のインストゥルメンタルverが使用され、エンディングでは「」が原曲で使用されている。

  • STAY AWAY
  • Driver's High
  • trick
  • ROUTE 666
  • 虹(本曲のみ原曲)

登場キャラ編集

L'Arc~en~Ciel編集

声優は全員本人が担当している。

hyde編集

バランスタイプのキャラ。

脚も速く、ラルクのメンバーでは一番使いやすいと思われる。

当たれば相手を笑い状態にさせ妨害する「わらいダケ」を装備出来る。

本作の仕掛人であり、タイムアタックではhyde本人がプレイした「hydeのおてほん」を見る事が出来る。


ken編集

パワータイプのキャラ。

通常衣装では常にタバコを加えており、攻撃アイテム「ミサイル」もタバコ型になっている。

このほか、当たれば相手を四つん這い走行にさせる「ハイハイミサイル」も装備可能。


tetsu編集

テクニックタイプのキャラ。

通常走行やジャンプ力はあるがダッシュはあまり速くない。

スキル「ロケットダッシュ」を覚えるが、他のキャラのそれと違い加速するものではなく手動サービスマット(飛行)状態なので注意。

設置型アイテム「ムキンボ(バナナの皮)」を装備可能で、こちらは「バクダン」と異なりローコストだがバクダン同様自滅に注意。

本人の趣味の影響かどこかの赤い彗星の台詞や衣装が用意されている。


yukihiro編集

タフネスタイプのキャラ。

登りやポールターンに強く、チームを組んでいるてんしやあくまちゃんと似た性能。

「タツマキエンジン」が使える。

アイテムの「ラルク玉」は前作の「とまらん玉」と見た目以外の変更点は無い。


前作からのキャラ編集

本作ではラルクがメインであり全員が「ラルクとバトルするライバルランナー」な扱いである。

その為、本作では彼等のストーリーは無く、対戦以外では使用出来ない。

前作からのキャラの詳細は激走トマランナーの項を参照。

なお、「ジャマーキング」「女帝トマランヌ」は本作には登場しない。

ここではチームバトルでのチーム毎に紹介する(太字はラルクのメンバー)。

ハイディトリックス編集

  • hyde、イソノ、ブラック

野獣軍団編集

  • ken、カッパ、凶犬ガルル

クランキー倶楽部編集

  • tetsu、ピヨタンク、ギン

使徒隊八〇八編集

  • yukihiro、てんし、あくまちゃん

ザ・トマランズ編集

  • JAM夫、ナカジマ、S-JAM夫

仮面ランナーズ編集

  • エースさん、モーターマン、源さん

特殊条件で使用可能なキャラ編集

トマランダー先生編集

前作のセーブデータがある状態で本作を初回プレイした場合のみ登場。

JAM夫の代わりに登場するが、ステータスは彼と全く同じ。

他にはトマラン地獄の解説役として登場。



登場コース編集

殆どのモードで登場するコース編集

主に前作から変更になった点を解説する。

前作の「しらかべ城3」「ジャマー砦」は未収録である。

しらかべ城1編集

基本コースその1。

春爛漫だった前作からうって変わり、曇り空となりレースクイーンは魂が抜かれた状態になり殿様の代わりに死神がギャラリーとして登場している。


しらかべ城2編集

しらかべ城1を少し長くしたコースで、序盤と終盤以外のセクションは一部共用している。

日本の祭りをテーマにしていた前作と異なり、骸骨達がヘビメタを楽しむロック会場の様になっている。

終盤セクションにあった山車は削除され、障害物の無い広い空間になった。


ホテル1編集

基本コースその2。

吸血鬼の館に様変わりしており、コースの至るところに吸血鬼が点在している。

終盤セクションのショートカット部屋には吸血鬼に襲われそうな女性が居るが、二回目に入ると…


ホテル2編集

ホテル1を広くし難易度を上げたコース。

こちらはゾンビ屋敷の様になっているが、一部の箇所には普通の人間の女性が二人ほどいる。


かけこみ寺1編集

基本コースその3。

前作から殆ど変わっていないが、「うるさいわ!」の住職の顔が妙にリアルになっている。


かけこみ寺2編集

かけこみ寺1の難易度を上げたコース。

クリスマス時期が舞台だった前作と異なり、寒波により凍った寺が舞台になる。

住職が居た部屋には魔術師らしき男の姿がある。


くねくね小路1編集

下町が舞台のコース。

前作から大きな変更は無いが、序盤のショートカット部屋は空き家になり、銭湯の客の一人がリアル顔のムキムキマッチョマンになっている。


くねくね小路2編集

くねくね小路1を長くし、コーナーも増えた上級者向けのコース。

コース上に点在していた番長や子分は死神になり、町中が幽霊に侵食された様になっているが序盤のショートカット部屋の下着姿の女性はそのまま。

コースBGMが前作の凶犬ガルル戦で流れていた『NO SMOKING』固定になった。


カッパの里編集

カッパのホームコース。

全体的に霧が掛かった以外は前作から大きな変更は無い。


トマランビーチ編集

その名の通り海岸が舞台のコースで、泳ぐセクションが多い。

本作では半魚人に侵略され人間は殆ど居ない。


トマランサーキット編集

ピヨタンクのホームコース。

全体的に朽ち果てた雰囲気となり、沢山いたピヨタンクの仲間もかなり減っている。


ジャマー遺跡編集

本作屈指のトリッキーなコースで、大半がダンナーマットのセクションで構成されている。

曇り空になり、序盤セクションのショートカットルートが一部削除された他、中盤セクションのショートカットルートにある崩れ落ちる床が無くなり落とし穴箇所以外は平面になった。

しらかべ城3が削除された事で本作一番のトリッキーなコースとなっている。


トマラン宮殿編集

前作のラスボス、女帝トマランヌのホームコース。

打ち捨てられたのか城内は荒廃し、廃墟と化している。

コースBGMは前作の女帝トマランヌ戦で流れていた『Hysteric Grammer』固定になった。


トマラン地獄や対戦で選べるコース編集

「はたあげ地獄」以外BGMは『ワルキューレの騎行』のアレンジ。

とびばこ地獄編集

前作の『城めぐりコンボ』。

城の外をひたすら走るコースで、マットやポール以外に跳び箱が設置されている。

コース全体が朽ちており前作にあった応援段幕は無い。



かいろう地獄編集

前作の『迷い寺コンボ』。

寺の中を走り続けるコース。

このコースはレイアウトがランダムで、途中の分岐セクションも長さが違ったりしている。

前作では跳び箱が設置されていたが本作では跳び箱の代わりに鉄棒が出現するようになった。


ダンナー地獄編集

前作の『ダンナー200』で、『ダンナー500』に相当するコースは無い。

ダンナーマットで頂上まで辿り着けばクリア。

基本的に前作のダンナー200と同様。


マット地獄編集

新コース。

マットのみで構成されたコースで、途中に丸太による障害物があるのでジャンプして避ける必要がある。


ポール地獄編集

新コース。

ポールのみで構成されたコース。

グラフィックは「かけこみ寺1」の地獄ルートから流用したもの。


トマラン神社編集

ピヨタンク乱入時に彼とバトルするコース。

片方が爆弾を背負った状態でスタートし、接触すると爆弾が移り制限時間までに爆弾が無い状態でコースを走り続けないと負けになる。

前作と異なり、対戦でも自由に選択可能になった。


トマラン地獄専用コース編集

はたあげ地獄編集

唯一レースではない。

名前そのまま、旗揚げをするミニゲーム。


たにま地獄編集

新コース。

『鉄棒地獄』とも呼べるコースで、鉄棒のみで構成されている。

前作の『空中コンボ』と要領は似ている。


関連タグ編集

レースゲーム 激走トマランナー hyde L'Arc~en~Ciel

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