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概要編集

1966年11月6日放送。

脚本:藤川桂介

監督:飯島敏宏

特技監督:高野宏一


あらすじ編集

世界的に有名な冒険家、イエスタデイが突如消息を絶ってから一週間。科学特捜隊が調査に当たっていた。

イエスタデイがバローン砂漠にて不思議な隕石を手に入れていたことを知った科特隊は、隕石目当ての誘拐犯に連れ去らわれたのではないかという仮説を立てる。彼の自宅で秘書である藤井洋子に出迎えられた。彼女によると、イエスタデイと一緒に隕石も無くなってしまったという。 アラシらが藤井から聞き込み中、突如地震が起こった。 慌てて外に出た3人は、中庭でイエスタデイが倒れているのを発見した。

イエスタデイは「ミスター福井、危ない!」と叫んで目を覚ました。バローン砂漠にて赤と青の二つの隕石を手に入れており、赤い隕石を友人である福井一郎博士に預けたと聞きだしたアラシは、福井博士の元へ向かい隕石を回収。福井博士の身柄も「保管」という形で科特隊で保護することになった。

一方その頃、もう片方の青い隕石は熱線研究所の川口博士に拾われ研究所に持ち込まれたが、博士がスペキュラー熱線の照射実験中突如覚醒し、空間を歪ませてしまう。博士の助手の吉沢が実験室のドアを開けると前衛的な絵画のような風景になっていた。

研究所からのSOSを受け駆け付けた科特隊だったが、そこでは隕石が宙に浮かんでいた。あわてて廊下へ逃げた吉沢だったが、ドアを開けると何故か研究所の裏山。斜面を転げ落ちる吉沢。

通信が出来なくなったことでハヤタは研究所が四次元空間になってしまったとし、イエスタデイが行方不明になって突然帰って来たのも四次元空間に迷い込んでしまったからだとする。

ハヤタは青い隕石を外へ放り投げる。すると四次元空間は解除された。川口博士を救出しつつ青い隕石も確保。「隕石が2つに分かれていたから悪さをしたのでないか」と考え、隕石を1つのバリアーケースの中に入れて後始末を考えることになった。

ところが、川口博士は「2つの隕石が融合して巨大生物になる可能性がある」と推測。これを聞いたハヤタから連絡を受けたフジ隊員が保管室に行くと、無断で室内にいたホシノ少年を見つけたのでつまみ出すことにしたのだが、二人が外に出ると同時に科特隊基地内は突然時間も空間もメチャクチャに捻じ曲がる四次元現象に囚われてしまう。

実は科特隊が川口博士を救出したのと同じ頃、ホシノ少年はイエスタデイから「あの隕石が1つになると恐ろしいことになる」と聞かされ、こっそりと隕石の様子を見に来ていたのだ。

果たしてイエスタデイや川口博士の予測は的中。ホシノ少年とフジ、そして帰ってきたハヤタが目にしたのは、四次元怪獣ブルトンが科特隊基地と一体化している姿だった。基地の中では空の彼方まで果てしなく続く階段をイデが全力疾走しており、その先の崖から飛び降りると本部のゴミ箱に頭を突っ込むと大パニックに。

フジ隊員は防衛軍に応援を要請するもブルトンの発生させる四次元現象によって戦闘機は地面を這い、戦車は空を飛ぶと振り回されあっけなく壊滅。

ハヤタはベーターカプセルを点火しウルトラマンに変身。だがブルトンは飛び蹴りを食らわせようとしたウルトラマンを空中で停止させて高速回転させ、さらに底なしの落とし穴を作ってウルトラマンを落っことしたがウルトラマンの高速回転技「ハイスピン」によって四次元エネルギーを逆流させられショートを起こし大爆発。

空に逃げようとしたところでスペシウム光線を二度浴びせられて墜落。元の二つの隕石に戻ったところをウルトラマンに拾われ、そのまま二つとも握りつぶされた。


ハヤタを助けた功績を認められ、ホシノ少年は科特隊の少年隊員に任命。ムラマツから隊員服が送られるのだった。

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