「難定紛紛甲子年,千魔蕩蕩白陽天,
蒼天旨意著書命,諸子虔誠扶道顛;
佛燈點亮華光現,一線生機救末年。」
概要
称号:慈郎(じろう)
「霹靂布袋戲」シリーズにおける古参の登場人物のひとり。通称「慈郎」。
提灯がトレードマークの青年侠客で、道教の高位者のひとり「天真君」でもある。
プロフィール
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂眼 第11集 |
根拠地 | 黑暗道、遠浮天、騰龍殿 |
身分 | 道教十三道之「天真君」 |
化身 | 金色人影 |
友人 | 崎路人、玄真君、素還真、一頁書、秦假仙、葉小釵、屈世途 |
組織 | 道教、天策王朝 |
弟子 | 陸慈心 |
師姪 | 青陽子、紫陽子、血陽子 |
人物
女性的で柔和な外見の美青年で、丸くまとめた前髪と顔の左右の下げ髪、常時持ち歩いている手提灯篭が特徴。通称の「慈郎」は本名とも、慈悲深い男性という意味の呼称とも言われる。
思慮深く公平で、はっきり物を言う性格。日月才子と2対1で渡り合うほどの高い武功を持つが、温厚で争いを好まず、どうしても必要とされた時だけ隠遁先から現れる。提灯片手に武林を放浪し、出会った人間にのみ慈悲を以って協力するのが彼の基本スタイル。
治療者として優れた腕を持ち、「天下第一醫」に挙げられたこともある。なお、彼に限らず、道教系の人物は医術と掌術に秀でていることが多い。
玄真君とともに道教十三道のひとりに数えられ、青陽子の師と兄弟弟子の関係にあるが、道教組織全体や政治的な動きにはあまり興味がない様子。
登場当初、葉小釵と仮の主従関係にあり、彼の孫たちに最初に名前をつけたのは照世明燈である。
何度か死ぬ目に遭っては行方不明になり、再登場のたびに設定が増えている。また、彼と外見が同じ人物が何人かいる。
初期の登場曲は八代亜紀の「海猫」のオフボーカルで、2013年以降使用されている曲にもその名残がある。
命七天と寒夜殘燈と天真君
照世明燈は退場と再登場を繰り返した結果、設定に矛盾が生じている。
初期の難問が寒夜殘燈で、「霹靂異數」において「霹靂劍魂」で現れた黒髪の照世明燈は、崎路人が寒夜殘燈をおびき出すために命七天を変装させ「照世明燈」を名乗らせたのだ、と説明される。
その後本物の寒夜殘燈が現れ、崎路人と和解後、最終的に天禍妖狐に首を落とされるのだが、この寒夜殘燈が天真君たる照世明燈の化身か別人か、また当初葉小釵と一緒にいた白髪の照世明燈は何者か、という点についてファンの解釈が分かれている。
2020年4月現在、霹靂公式サイトの人物資料では照世明燈の「朋友」にも寒夜殘燈の「朋友」にも崎路人が含まれており、照世明燈の「化身」には寒夜殘燈は含まれていない。
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関連リンク
- 公式人物資料(照世明燈)※中国語