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概要

ベルギーの民話に登場する魔物。


かつては人々から恐れられる獰猛な牛鬼であったが、この地に現れた悪魔との戦いで魔力の源である大きな角を折られて力を失い、酷くのろまな姿になってしまった。


身体からはとても美味しそうな匂いが漂うため、最後には同地に棲む凶暴な野獣の魔物に狙われて追い回され食い殺されてしまった。


そのため、多くの人々が魔物に襲われずにすんだのだという。

実は...

元になったのは1523年に堕落した教会権力に対する、所謂「宗教革命」においてマルティン・ルターとフィリップ・メランヒトンが著した『二匹の驚異的なカトリックの怪物について』に掲載された図である。


この怪物の正体は「ミュンヒカルブ/メンヒスカルブ(修道士仔牛)」と呼ばれる、堕落した修道士をのありようを揶揄した風刺画で、もちろんベルギーにそのような伝説はない。


対応するものとして、教皇と教会組織を風刺した「馬頭魔人」も描かれている。


関連タグ

ベルギー妖怪 外国の妖怪 獣妖怪 妖怪

牛鬼 牛頭 牛頭馬頭 風刺

修道士 生臭坊主

世界妖怪図鑑 佐藤有文


馬頭魔人

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