概要
惑星封鎖機構が特定目標の排除を目的として派遣する特務執行機。
頭部が存在しない非人間型の胴体が特徴の高機動逆関節機体で、正式名称は「AA03:EKDROMOI」。
作中ではエネルギーパイルとマシンガンを装備した「EP型」、ミサイルとプラズマライフルを装備した「PG型」、両手にマシンガン、両肩に14連ミサイルを装備した「MG型」の3種類が確認でき、タイプの異なる2機1組で運用されている。
同じく封鎖機構が運用しているHC・LC機体と比較するとホバリング性能はそこまでだが機動力は高く、地上戦では素早い動きともう一機との連携でこちらを翻弄してくる。
作中での活躍
ミッション「燃料基地襲撃」
惑星封鎖機構 特務1級士長『コード23 現着』
惑星封鎖機構 特務少尉『ウォッチポイントからの報告通りだな』
惑星封鎖機構 特務少尉『識別名「レイヴン」』『リスト上位 優先排除対象だ』
惑星封鎖機構による武力介入を遅延する為アーキバスの系列企業であるシュナイダーの依頼で封鎖機構の補給拠点である燃料基地を襲撃し、目的のエネルギープラントを破壊した621に対してEP型とPG型が送り込まれる。
戦闘ではPG型が距離を取りつつミサイルとプラズマライフルでこちらの動きを牽制し、こちらがスタッガーなどで動きを止めた隙にEP型がエネルギーパイルを叩き込むというコンビネーションを活かした戦術を取ってくる。
PG型の相手をしていると思わぬ方向からEP型が横やりを指してくるので、ウォルターの助言通りいかに連携させないかが攻略のカギ。
機動力が高い代わりに機体の強度はそれほどでもないのか衝撃値が溜まりやすく、ショットガンやブーストキックなどでスタッガーを取ることは比較的容易。自分の倒しやすい方から攻撃を集中させて撃破しよう。
特にEP型はこちらが距離を取ると突っ込んでくるので、そちらを先に処理してPG型との1対1に持ち込んでしまおう。
惑星封鎖機構 特務少尉『やはり… ただの独立傭兵… では…』
惑星封鎖機構 特務1級士長『エクドロモイに… 付いてくる… だと…』
余談
機体名の【エクドロモイ:Ekdromoi】はギリシャ語で「軽装歩兵」を意味する単語。
古代ギリシャでは重装歩兵によるファランクスという密集陣形が基本であったが、エクドロモイは戦況に合わせてその陣形から飛び出して散兵の追撃や敵主力を側面から切り込むなどの遊撃を担当していたらしい。
関連タグ
こちらは2種類のエンディングに到達して以降に追加される依頼です!ネタバレ回避の為未プレイの方はご注意ください!
ミッション「強制監査妨害」
この依頼では企業や解放戦線ではなく独立傭兵ケイト・マークソンから『惑星封鎖機構がBAWS第2工廠を監査するので自分と共に迎撃して欲しい』という内容の依頼が来る。
依頼を受けると惑星封鎖機構のSGやLC機体を相手にしつつ、「BAWS第2工廠調査」とは逆の進路を進むことになる。
そうして敵を撃破していくとケイトから惑星封鎖機構が更なる戦力を送り込んできたと連絡が入り、海岸線でケイトと合流。
すると…
惑星封鎖機構 特務2級士長『コード23 現着 被害状況は31Cです』
惑星封鎖機構 特務准尉 『監査部隊は全滅か やってくれたな』
惑星封鎖機構 特務中尉 『システムより承認が下りた 強制排除を執行する』
621たちの前にPG型とMG型、更にカタフラクトの3機が襲来する。
ボスクラスを3機も相手する為一見すると厳しく感じるが、本ミッションにおける僚機のケイトはかなり強く、積極的に敵のヘイトを取ってくれるどころかこちらが大して援護をしなくとも一人でエクドロモイのスタッガーを取っていたりと非常に頼もしい。その為ケイトが敵を引き付けている間に耐久力の低いエクドロモイを落とし、こちらとカタフラクトの2対1の状況に持ち込むと楽。
惑星封鎖機構 特務2級士長『おのれ… レイヴン…!』
惑星封鎖機構 特務准尉『馬鹿な… あのレイヴンなのか…!?』
惑星封鎖機構 特務中尉『強すぎる… システムに… 照… 会…』
SGやLC機体のみならず、特務部隊まで投入されるなど単なる監査にしては過剰ともいえる戦力にウォルターも驚きが隠せなかったようだが、ミッション中に聞こえる通信によると今回の監査は封鎖機構にとって優先順位の高いものだったらしく、恐らくBAWSが隠し持っていた"あるもの"の存在を察知したものと思われる。
3周目以前の「BAWS第2工廠調査」でも襲撃を受けていた第2工廠だが、そちらで工廠を壊滅させた不明機体はどうやら惑星封鎖機構のものでは無いようで……?