概要
猗窩座は十二鬼月上弦の参の鬼であり、煉獄は鬼殺隊炎柱であるため、敵味方同士のカップリング。柱の殲滅を命じられている猗窩座だが煉獄の強さに惹かれ鬼にならないかと出合い頭に勧誘をする。ちなみに煉獄は初対面から猗窩座の事は嫌いであると言い放っている。
以下ネタバレ注意
当初汽車を根城に人に危害を加えると言う鬼、魘夢の討伐に派遣されてきた煉獄だったが、魘夢は鬼舞辻により血を多く分け与えられた強力な鬼で、汽車の中大量の乗客を人質を取られた状況で任務に同行していた竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助が先に疲弊し、魘夢は斃したものの味方が戦闘不能状態に陥ったタイミングで追い打ちをかけるように登場した猗窩座に対して、煉獄は防戦で一人上弦の参に対峙する羽目になった。
だが一目見た瞬間から猗窩座は煉獄の強さに興味を示し
「話の邪魔になると思った、俺とお前の」
「お前も鬼にならないか?」
「鬼にならないなら殺す」
「死んでくれ杏寿郎 若く強いまま」
「俺に集中しろ」
などの言葉を煉獄に浴びせ続ける。
戦い続けることを求める猗窩座と、儚いからこそ人間は美しいと言う価値観を持つ煉獄は真っ向からぶつかり合いそれぞれの矜持をかけた熾烈な戦いとなるが…
太陽が昇り撤退を決めた猗窩座と、自分の矜持と味方を守り切った煉獄。勝負は煉獄の勝ちであったが、彼は致命傷を負わされておりそこで力尽きてしまった。
殺した者、殺された者と言う関係性を持つ闇属性のカップリングである。