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琴線に触れる

きんせんにふれる

素晴らしいものを目の当たりにし、感動する様を意味することわざ及び故事成語。
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概要編集

「琴線」とはを鳴らしている感動しているに例えたもので、「良いものや素晴らしいものを目の当たりにして、自身の心にいたく感銘を受け感動及び共鳴する様子」を意味する言葉。

語源編集

古代中国のの時代、伯牙(ハクガ)という琴の名演奏家には鐘子期(ショウシキ)という友人がいて、鐘子期は伯牙の演奏する琴の音を聴いただけで伯牙の現在の心の様まで全てを理解できたという故事に因んでいる。

言葉の誤用編集

上記の通り、本来は「感動や共鳴を与える、または受ける」という意味の言葉であるが、「他人の怒りを買ってしまう」という誤った意味で使用される例が3割にも及ぶことが文化庁の「国語に関する世論調査」で判明している。恐らくは「逆鱗に触れる」との混同が原因と思われる。

関連タグ編集

感動 感涙 感銘 共鳴

ことわざ 慣用句 故事成語

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