概要
体の周りの皮膚が、薄い膜になっていて、これを広げ、ムササビやモモンガのように、木の枝から枝へ空中を滑空する。分類上、得体の知れない動物で、霊長類に入れらたり、翼手目と考えられたり、食虫目に入れられたこともあるが、現在では、独立した目とされている。
分子生物学的な分類ではおさるに近い(なんかユーラシア大陸と北アメリカを合せた「ローラシア大陸」のどこぞでもふもふしてた、ウサギとか鼠とかお猿の共通の祖先「真主齧目」から進化して、お猿系との共通の祖先から分岐したらしいのね)。
皮翼目一覧
フィリピンからマレー半島・スマトラ・ジャワ・ボルネオ・タイにかけて、1属2種が棲むだけの、大変珍しい動物である。
- ヒヨケザル科・・・マレーヒヨケザル、フィリピンヒヨケザル。