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概要編集

1971年5月10日生まれ、東京都出身。


高校生の頃から芸能活動を行っており、その時は文化放送のラジオ番組のリポーターを務めていた。その傍ら詞を書いていたのだが、CBSソニーの関係者の目にとまった事がきっかけでシンガーソングライターになった。

1991年から1996年にかけて、シングル6枚・アルバム4枚発表した。


その後、フジテレビのドラマ『僕らに愛を!』と『総理と呼ばないで』に(女優として)出演したものの、一度は全てをリセットした。だがその直後知り合いから小説を書くよう勧められる。こうして執筆・発表したのが『Cover』であった。

『Cover』が太宰治賞にノミネートされた事がきっかけで、先の知り合いから小椋久雄と言う映画監督を紹介される。その人の元で脚本家としての修業を重ね、2000年11月に公開された『世にも奇妙な物語 映画の特別編』のエピソードのひとつである『結婚シミュレーター』で脚本家としての第一歩を踏み出した。


以後、ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』や『ミステリと言う勿れ』、『セクシー田中さん』、映画『重力ピエロ』、『プリンセス・トヨトミ』、『さんかく窓の外側は夜』など数多くの作品を手がけている。

作品によっては「越川美埜子」や「カリュアード(源孝志と共同執筆の場合)」という名でクレジットされている事もある。


作風編集

上述の通り漫画・小説原作の作品を多く手がけているものの、時に原作ファンから極端な嫌悪感を催してしまう程の原作改変を行ってしまうことでもかなり有名。

その最たる例が『セクシー田中さん』であり、(プロデューサーからの意向もあったとはいえ)原作者の芦原妃名子が放送終了後に「自分の作っているものとはかけ離れている」と苦言を呈する程であり、結局原作者の添削を受ける羽目になり、9話と最終話に至っては原作者本人が執筆することとなった。

本人もこの事態に自身のInstagramにて「最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急きょ協力という形で携わることとなりました。」と当初全てを納得することはできなかった模様だったが、「今回の出来事はドラマ制作の在り方、脚本家の存在意義について深く考えさせられるものでした。この苦い経験を次へ生かし、これからもがんばっていかねばと自分に言い聞かせています。」と考えを捉え直している。


2024年1月には原作者が急死し、それを受けて「お悔やみの言葉が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。芦原妃名子先生のご冥福をお祈りいたします」とコメント。炎上の原因となっていた投稿に関しても「もう少し慎重に投稿するべきだった」と自身のInstagramで謝罪しており、これを最後にアカウントを削除する事となるのだが…。


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脚本家

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