石川昂弥
いしかわたかや
2001年6月22日生まれ、愛知県半田市出身。右投右打。
小学2年生の時に「ツースリー大府」で野球を始め、小学6年生の時には中日ドラゴンズJr.に選抜され、中学時代は「知多ボーイズ」に所属し、3年生の時には「NOMOジャパン」(総監督:野茂英雄)に選出されロサンゼルスへ遠征した。
愛知県名古屋市の私立東邦高校入学。1年生春からベンチ入りし、2年生春の第90回記念選抜高等学校野球大会で、4番・三塁手としてスタメン出場。
3年生春の第91回選抜高等学校野球大会で、エースとして全5試合に先発登板しいずれも勝利投手となり、打者としても3本塁打を記録し、同校の甲子園史上最多となる春5回目の優勝に貢献。
2019年10月17日に開催された2019年度新人選手選択会議で、オリックス・バファローズ、中日ドラゴンズ、福岡ソフトバンクホークスの3球団が1位指名し、中日が交渉権を獲得。背番号はこの年引退した荒木雅博が着けていた「2」。
2020年春季キャンプは二軍(読谷)スタートだったが、左肩の違和感を訴え、左肩腱板炎と病院で診断された。
しかし7月12日に前日に負傷した高橋周平に代わり初の一軍昇格。同日の広島東洋カープ戦(ナゴヤドーム)に、7番・三塁手としてスタメンで初出場し、2回裏に遠藤淳志からプロ初打席初安打となる二塁打を放つ。
7月22日の読売ジャイアンツ戦(ナゴヤドーム)では8回裏に澤村拓一から左越適時安打を放ち、プロ初打点。
2022年は開幕一軍入り。4月5日の東京ヤクルトスワローズ戦(明治神宮野球場)でプロ初本塁打。
5月27日のオリックス・バファローズ戦(京セラドーム大阪)で、4回の打席で三ゴロに倒れた際に一塁への走塁で左膝を負傷し、5月29日に登録抹消。5月31日に左膝前十字靱帯不全損傷と診断されたことが発表され、7月1日に手術を受けた。シーズン終了後背番号を「25」に変更。
2023年4月、11か月ぶりに試合に出場を果たし、同月14日、味谷大誠捕手とともに1軍昇格。121試合に出場、初の規定打席到達で13本塁打、45打点、打率.242を記録。