神依(テイルズオブ)
かむい
初登場は『テイルズオブゼスティリア』。
天族(または聖隷)と契約をした人間が「神器(しんき)」と呼ばれる「型(武器)」をベースにして契約天族をまとい、1体に融合変身すること。この際、姿が大きく変わる。
人と天族(聖隷)とが力を合わせて戦う究極の形であり、導師の切り札となる決戦術式。
神依を発動し、天族(聖隷)と融合することを「神依化(かむいか)」と呼ぶ。
上記のシステムから、通常は霊応力が強い穢れていない人間にしか使えない。
神依時の白い服は、ゼスティリア時の天族との「輿入れ」(導師と主神の契約)設定をふまえてウェディング衣装のタキシードやウェディングドレスをイメージしている。
元は「ベルセリア」の時代で当時の聖寮がカノヌシの力を制御する為に作り出したもので、「ベルセリア」の時代では未完成だった為に聖隷(天族)の命を消耗させてしまっていた。後に聖寮から解放された聖隷(天族)の一部がその技術を持ち帰り、改良を重ねたものが「ゼスティリア」の時代の神依である。
テイルズオブゼスティリア
主神となる天族と契約した導師が使える主人公陣営の切り札のようなもの。
また、例外として霊応力が強い従士も使える場合がある。
「ゼスティリア」では、ゲームの戦闘システムでも神依化を使用出来る。
合体と解除はプレイヤー自身で切り替えることができ、合体している間は該当天族キャラが戦闘画面からいなくなる。控えの天族とも神依できる。
天族と合体した人間は姿が変わり、各天族が持っている属性を使って攻撃出来る。
(例:ライラと神依⇒見た目が変わり、武器が大剣に変わる。炎属性の強力な技を使う)
なお、ライラ以外にも他の天族とも神依ができ、炎属性は上記のように大剣、水属性は弓、風属性は数多の刀剣、地属性は大きなアーム(拳)で戦うという具合に誰と神依をするかによってスタイルが異なる。
※ネタバレ注意な項目は、見出し上では「○○○○」で伏せています。
テイルズオブゼスティリア
ゼスティリアで神依が使用できるキャラクターはスレイとロゼ(最初は使えない)が該当する。
ロゼ
スレイ同様に四属性各種の神依を使いこなせる。
神依化して使用できる術技や秘奥義も同様。
神依化すると、白い ドレスのような衣装を身にまとって華やかな見た目になる。横髪の髪留めの色も天族の属性に対応して変わり、後ろ髪も長いポニーテールになる。
テイルズオブゼスティリアザクロス
ゼスティリアで使用出来たスレイとロゼの他に、アニメオリジナルでアリーシャが追加されている。
※アニメ終盤での出来事なので、見出し上では「○○○○」で伏せています。
○○○○(ネタバレ注意)
第22話での特訓の甲斐あって神依が使えるようになったアリーシャ。
神依時の姿は、髪の色が少し明るいブロンドになり、サイドテールと前髪の癖っ毛の先が大きく伸びる。衣装は、プリンセスドレスと普段の騎士衣装を模したものになっており、高襟、タイトスカート、ドレスを模したゆったりした下半身部分が特徴的。首筋や手袋、ブーツ、ベルト、腰の後ろの宝石がロゼの衣装とは異なり、プリーツが少なく、シンプルな力強さが強調されている。
テイルズオブベルセリア
「テイルズオブベルセリア」では神依の設定上、聖寮のエリートクラスが使用してくる。
そのため、後半のダンジョンでは一等対魔士レベルの雑魚敵でも未完成神依として使用してくることがある。
オスカー・ドラゴニア
物語終盤で風属性の神依を使用してくる。
ただし、この神依はまだ未完成であるため最後は風の聖隷が耐えられなくなって自滅しかけたが…?
神依時の衣装はスレイと似ているが、未完成であるためかよりシンプルなデザインになっている。
メルキオル
物語終盤のキララウス火山の最終決戦で使用してくる。
デザインとバトル時の耐性を見る限り恐らく水属性神依の可能性が高い。
衣装は普段の聖寮の服と大きな変化はないが、武器である宝珠が普段時と比べ物にならないほど大きくなって増えている。
○○○○(ネタバレ注意)
ラスボスであるアルトリウス・コールブランドも第二形態として神依を使用してくる。
完全体と化した「カノヌシ」との神依であり、いつもは使えない右腕が使えるようになっている。
白いタイツのような服装を着ており、マントを身につけている。