最後まで諦めない心とファイアー・バードとの絆が、NEXに力を与える。
邪悪なるオリジンの神の復活を止めるため、究極進化したNEXが立ち向かう!
概要
DM-33『神化編 第2弾 太陽の龍王』にて登場した、『第3のNEX』。同エキスパンションのパッケージを飾るクリーチャー。
究極進化クリーチャーでは唯一、テキスト欄の背景に描かれているマナシンボルが太陽を象ったものになっている。まさに「太陽の龍王」の名を背負うドラゴンである。
アニメでは『劇場版デュエル・マスターズ 黒月の神帝』にて初登場。主人公・切札勝舞の切り札として活躍した。
そのような縁もあってか、映画1作目において同位置に当たる《龍炎鳳エターナル・フェニックス》とは、「複数の剣を構えており、鳥のような翼を持つ」というよく似たシルエットをしており、イラストレーターも同じタカヤマトシアキ氏。
カード効果
レアリティ | SR |
---|---|
コスト | 火文明(6) |
カードタイプ | 進化クリーチャー |
種族 | ルナティック・エンペラー/アーマード・ドラゴン |
パワー | 13000 |
能力 | 究極進化-自分の進化アーマード・ドラゴンまたは進化ファイアー・バード1体の上に置く。 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選んで破壊する。 | |
ゴッドスレイヤー(このクリーチャーがゴッドとバトルする時、バトルの後、そのゴッドを破壊する) | |
T・ブレイカー | |
このクリーチャーが破壊された時、相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選んで破壊する。その後、自分のパワーが一番小さいクリーチャーを1体破壊する。その後、進化ではないドラゴンを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。 |
一見してテキストが非常に長いのが特徴。
cipで相手のパワーが最も小さいクリーチャーを選ばせて破壊し、pigではそれを自分と相手両方が行った後、自分は墓地から進化ではないドラゴンを1体蘇生できる。「パワーが一番小さいクリーチャー」という制約はあるものの、「相手に選ばせる」能力であるためアンタッチャブルを無視できることは強み。
また、この時に自分のクリーチャーを破壊出来なかったとしても、進化ではないドラゴンをバトルゾーンに出すことはできる。「自分のパワーが一番小さいクリーチャーを破壊する。そうした場合~」ではなく「自分のパワーが一番小さいクリーチャーを破壊する。その後~」と書かれているため。
ゴッド限定のスレイヤーである『ゴッドスレイヤー』を持つが、刺さる状況がかなり限定的であるため、こちらはオマケとして割り切って考えて良いだろう。
最低限「相手クリーチャーを2体まで除去して、死亡時には好きな非進化ドラゴンを蘇生できる」と考えて扱えるので、相手に除去する上でのプレッシャーをかけることも出来、手間のかかる究極進化とはいえまずまずの性能。
相手にゴッドがいなくてもそれなりに働いてくれるだろう。
もちろんゴッド相手には強い。自身よりパワーの低いゴッドであれば、バトルの勝利による破壊とゴッドスレイヤーによる効果破壊で一気に2パーツも破壊できる。二体リンク型のゴッドや、ゴッドを種族に持つディスペクターであれば一撃で解体してしまえる。
格上のゴッドが相手でも、ゴッドスレイヤーとpig能力で一矢報いる事ができる。更に後続となるドラゴンを墓地から蘇生できることも評価点。
進化元はアーマード・ドラゴンかファイアー・バードとなっているが、進化ドラゴンはコストが重く、能力も強力なものが多いため、基本的にはコストが軽く召喚しやすい進化ファイアー・バードが主な進化元になる。
特に、《ボルシャック・NEX》や《コッコ・ルピア》,《チャラ・ルピア》から繋げることが出来、登場時にこのカードを山札から手札に加えられる《凰翔竜機バルキリー・ルピア》との相性は良好。
少々浪漫砲気味だが、同時にヒーロー性の光るカードである。
DUEL MASTERS PLAY'S版
神羅ライジング・NEX
レアリティ | SR |
---|---|
コスト | 火文明(6) |
カードタイプ | 進化クリーチャー |
種族 | ルナティック・エンペラー/アーマード・ドラゴン |
パワー | 13000 |
能力 | 究極進化-進化ドラゴンまたは進化ファイアー・バード |
進化した時、相手のパワーが最も小さいクリーチャーをすべて破壊する。 | |
ゴッドスレイヤー | |
T・ブレイカー | |
破壊された時、相手のパワーが最も小さいクリーチャーをすべて破壊する。その後、自分の墓地から進化でないドラゴンまたはファイアー・バードを探索し、1枚をバトルゾーンに出してもよい。 | |
(このカードは、《羅月サンライズ・NEX》として召喚してもよい) |
DMPP-12『太陽の神歌 -NEXT EVOLUTION-』にて実装。
他のルナティック・エンペラー同様にルナティック進化を獲得し、TCG版よりもスムーズな運用がしやすくなった。
進化元がアーマード・ドラゴンからドラゴン全般と広くなっている他、踏み倒し対象にもファイアー・バードが追加されている。
また、登場時と死亡時の除去が相手のみを対象とした全体除去に変更されており、攻勢に移る際の露払いもしやすくなった。TCG版と違い、死亡時の除去が自軍に及ばない点も嬉しい変更点。
羅月サンライズ・NEX
レアリティ | SR |
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コスト | 火文明(4) |
カードタイプ | 進化クリーチャー |
種族 | アーマード・ドラゴン/ルナティック |
パワー | 5000 |
能力 | 進化-ドラゴンまたはファイアー・バード |
ルナティック進化[火(6)]:このクリーチャーを《神羅ライジング・NEX》に究極進化させる。 | |
バトルゾーンに出た時、自分の手札からファイアー・バード1枚を捨ててもよい。そうした場合、カードを2枚引く。 | |
破壊された時、自分の墓地から進化でないファイアー・バードを探索し、1枚をバトルゾーンに出す。 |
コスト4・パワー5000の進化アーマード・ドラゴンであり、登場時に手札からファイアー・バードを捨てれば2ドローできる、中型進化クリーチャーらしい堅実な性能。こちらもドラゴンまたはファイアー・バードから進化できる。
このクリーチャーはコスト4のドラゴンという、軽さと種族が魅力。3ターン目《コッコ・ルピア》→4ターン目《ボルシャック・バディ・ドラゴン》+《羅月サンライズ・NEX》と綺麗に繋がる。
特に《ボルシャック・バディ・ドラゴン》は登場時にファイアー・バードを山札からサーチできるので、そのまま《サンライズ・NEX》に進化すれば確実に2ドローの条件を満たせる。
その次のターンに《コッコ・ルピア》が生き残っていれば、最速5ターン目に《ライジング・NEX》に進化できる。
TCG版における《コッコ・ルピア》→《ボルシャック・NEX》+《バルキリー・ルピア》→《ライジング・NEX》の流れに全体的に近いが、こちらはルナティック進化により手札に依存することなく究極進化へ繋げられるのが強み。
また、こちらは死亡時に非進化ファイアー・バードであれば何でも蘇生できる。破壊すれば《翔竜提督ザークピッチ》や《神滅翔天ザーク・ゼヴォル》等の強力なファイアー・バードが墓地から飛び出し、除去しなければ《神羅ライジング・NEX》に繋がるという二択を押し付けることができる。
《サンライズ・NEX》自身の登場時能力でこれらを墓地に落としてプレッシャーをかけるという作戦もアリ。
弱点は、TCG版と同様に、両面共に破壊以外の除去に無力である点。
背景ストーリー
《ボルシャック・NEX》が《超竜サンバースト・NEX》へ進化し、その勢いで究極進化を果たした姿。デュエプレ版では究極進化へ至る途中の姿である《羅月サンライズ・NEX》が新たに追加されている。
永きに渡る激闘の末、《神帝》に勝利する。
その後新たに現れた「進化した神」たる《創世神》に敗れるも、ルピア達の力を借り《ボルシャック・クロス・NEX》として奇跡の復活を遂げ、進化のその先へと至る。
活躍
映画『黒月の神帝』にて、切札勝舞が『ガレの民』の守護者であるクロロから授かった、ガレの民に伝わるカードのひとつ。小説版では、ガレの民が《神帝》の力を悪用した時にそれを封印するために作られたカードで、痛みを知った者でなければ使いこなす事はできないと言われている。
勝舞が対ミカド戦の2戦目で使用し、3つの除去能力をフル活用して、四神と化した闇単色の《神帝》を《神帝スヴァ》1体まで追いつめる。
結果としてはバトルで破壊されてしまったものの、pigで墓地の《ボルシャック・クロス・NEX》へとバトンを繋ぎ、勝利に貢献した。
その後はテレビシリーズでも勝舞が使用している。
関連タグ
火文明 ルナティック・エンペラー アーマード・ドラゴン NEX(デュエル・マスターズ)
ボルシャック・NEXの派生カード
- ボルシャック・NEX
- 超竜サンバースト・NEX
- 神羅ライジング・NEX/羅月サンライズ・NEX
- ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚
- 神羅サンシャイン・NEX
- 超神羅ロマノフカイザー・NEX
- 奇跡の覚醒者ファイナル・ストームXXNEX
外部リンク
公式
YouTube「SHOPRO」
デュエル・マスターズ 神化編第2弾 CM 13秒15f