立ち上る炎の柱から現れた太陽の化身!新たな勇者により世界に奇跡の狼煙が上がる!!
概要
DM-34『神化編 第3弾 烈火の刃』で登場したクリーチャー。
同エキスパンションのメインビジュアルを飾る『第4のNEX』。NEXが究極進化のその先に至り、転生した姿という設定だが、他のNEXやボルシャック系統に比べると人により近いデザインとなり、鎧などもかなり質素になっている。
公式レジェンド・ブックによると、進化を繰り返して姿が大きくなりながらも、最後に小さくなり、その小さいのが一番強いという説得力が欲しかったという。
カード効果
レアリティ | SR |
---|---|
コスト | 火文明(9) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | アーマード・ドラゴン |
パワー | 12000+ |
能力 | スピードアタッカー |
パワーアタッカー+5000 | |
T・ブレイカー | |
誰もコスト4以下のクリーチャーを召喚できない。 |
9コストと重量級だが、攻撃時にパワー17000になる三打点スピードアタッカーと、シンプルに「強さ」を体現したカード。『NEX』の名称カテゴリーに含まれるドラゴンであるため、サポートの層は非常に厚く、コスト軽減や踏み倒しの手段も豊富。
固有能力として、全プレイヤーを対象としたコスト4以下のクリーチャーを召喚不能にする能力を持つ。
自分もファイアー・バードなどの優秀なサポーターを出せなくなるデメリットはあるが、相手の軽量クリーチャーによるブロックや反撃手段をある程度封じることができるのは強み。
【連ドラ】等の低コストクリーチャーをほとんど使わないデッキに採用した場合は、この能力はほぼメリットとして扱える。裏を返せば、相手も5コスト以上のカードを多く採用したデッキを使っている場合は、このロック能力はほとんど意味をなさない。
だが、いずれにしても巨大なT・ブレイカーが突然殴りかかってくるのは説明不要の脅威であり、発売当時よりインフレが進んだ現在でも依然として凶悪なフィニッシャーになりうる。
S・トリガーやニンジャ・ストライクも召喚扱いであるため封じることができ、《光牙忍ハヤブサマル》や《裏斬隠カクシ・レシピ》等の強力なシノビをケアできるのは魅力。
強力なS・トリガーである《終末の時計ザ・クロック》を封殺できる点も高評価。
ツインパクト版
ボルシャック・クロス・NEX
レアリティ | SR |
---|---|
コスト | 火文明(9) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | アーマード・ドラゴン |
パワー | 12000+ |
能力 | スピードアタッカー |
パワーアタッカー+5000 | |
T・ブレイカー | |
すべてのプレイヤーは、コスト4以下のクリーチャーを召喚できない。 |
ボルシャック英雄譚(サーガ)
レアリティ | SR |
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コスト | 火文明(8) |
カードタイプ | 呪文 |
効果 | 自分の山札の上から6枚を見る。その中から、《ボルシャック》と名前にあるドラゴンを好きな数、バトルゾーンに出してもよい。残りを好きな順序で、山札の一番下に置く。 |
DMEX-04『夢の最&強!!ツインパクト超No.1パック』にて登場したマイナーチェンジ版。
下面の《ボルシャック英雄譚》は、自分の山札の上から6枚を見て「ボルシャック」と名前にあるドラゴンを好きな数、コストを踏み倒してバトルゾーンに出せる豪快な効果。このカード自体も踏み倒し対象かつ、捲れればスピードアタッカーのT・ブレイカーが出せるため、複数枚採用する上でのシナジーを形成している。
進化クリーチャーやタマシード/クリーチャーも対象に含まれているので、《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》や《ボルシャック・フォース・ドラゴン》等もバトルゾーンに出せる。
ツインパクトメタに引っかかること以外は通常版のほぼ上位互換であるため、今後はこちらを優先的に採用していくことになるだろう。
ただし、《ボルシャック英雄譚》でフィニッシャーを捲れやすくするために、通常版を5枚目以降の《クロス・NEX》として採用するのもあり。
呪文面のイラストには《ボルシャック・NEX》、《ボルシャック・クロス・NEX》、《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》が描かれている。《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》の呪文面のイラストと繋がっており、繋げられるようになっている。
DUEL MASTERS PLAY'S版
レアリティ | SR |
---|---|
コスト | 火文明(9) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | アーマード・ドラゴン |
パワー | 12000+ |
能力 | スピードアタッカー |
パワーアタッカー+5000 | |
T・ブレイカー | |
自分の墓地に、名前に《NEX》または《ルピア》とあるカードが5枚以上あれば、召喚コストを5少なくする。 | |
相手はゴッドまたはコスト4以下のクリーチャーを召喚できない。 |
DMPP-13『超次元開放-PSYCHIC SHOCK-』にて実装。
召喚制限が相手限定になり、ゴッドも対象に加わった。
また、自分の墓地にNEXとルピアが合計5枚以上あれば自身の召喚コストを5少なくする能力を得た。
背景ストーリー
「進化した神」たる《創世神》に敗れた《神羅ライジング・NEX》がルピア達の力を得て生まれ変わり、更なる進化を遂げ復活した姿。
究極進化すら越える力を得て、その煌々たる炎の剣で創世神率いるオリジンの軍勢を打ち破った。
活躍
漫画
漫画では、アダム親衛隊との死闘の中で仲間たちを全員喪い、孤軍奮闘を余儀なくされた勝舞を助けるため《ボルシャック・NEX》が変化した姿。
ハプニング大佐とのデュエルでは《ギャラクシー・ルピア》の能力で登場するが、《海王龍聖ラスト・アヴァタール》の能力により攻撃をする事ができず、《創世神》とのバトルで破壊された際に、《創世神》の特殊な力でカードごと消滅。
しかしデュエル後、勝舞が仲間たちの命に続きNEXすらも奪われた怒りと悲しみでデュエルマスターに覚醒したことで、《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》に生まれ変わる。
アニメ
『劇場版デュエル・マスターズ 黒月の神帝』では、《神羅ライジング・NEX》が倒れた後、墓地に落ちた《ボルシャック・NEX》から変化したこのカードが《ライジング・NEX》のリアニメイト能力によって呼び出され、最後の切り札として火柱の中から出現。
この時、ミカドの墓地にゴッドが5枚落ちていることで《神帝スヴァ》のパワーは16000まで上昇していたが、上述の通り《クロス・NEX》は攻撃時にパワー17000になるため、この状態の《神帝スヴァ》をバトルで破壊することが出来る。
劇中で黒い月の破壊神の伝説に出てくる太陽の使者と姿が似ており、かつてその太陽の使者が破壊神を封じた模様。
アニメ『デュエル・マスターズWIN』では、第25話にてプリンス・カイザがツインパクト版を使用。
《ボルシャック英雄譚》で5体のボルシャックをバトルゾーンに出し、それらを《アニー・ルピア》でスピードアタッカー化してワンショットキルを仕掛けるとともに、《轟炎の竜皇ボルシャック・カイザー》のシビルカウント5も達成した。
関連タグ
ボルシャック・ギルクロス・NEX:エイリアン化した姿。
ボルシャック・モモキング・クロスNEX:モモキングとのスター進化クリーチャー。
ボルシャック・NEXの派生カード
ボルシャック・クロスNEX/ボルシャック英雄譚
外部リンク
公式
YouTube「SHOPRO」
デュエル・マスターズ 神化編第3弾 CM 15秒