神(アクトレイザー)
かみさまとかねてろきさまとか
天空城(浮遊大陸)で移動しながらお供の天使と共に人間界の様子を見降ろしている。
プレイヤーの分身のため台詞はないが、無口という公式設定がある訳ではない(アクションパートでは素振り時の掛け声や被ダメージの際に呻き声を出している)。
名前は新規開始時にプレイヤーが決めることができ、天使からは「○○(名前)+さま」と呼ばれる。
ちなみにキャラクターボイス収録は古代祐三自身だった。
ゲーム中では本当の姿を見せないが、魔物と戦う時は光球となって地上に降り立ち、羽兜と長い前垂れ/タバードが付いた鎧を着ている姿の戦士の石像に乗り移る。
初期に登場するサタンの配下のボス達は神視点で見ればほぼ対等に渡り合えるほどの強さだが、英雄を含めた人間達には太刀打ちできず、初期のボスの影響で複数の人間が命を落としている。
相変わらず本当の姿はゲーム中では見せないが、本作で乗り移る石像は筋肉質なマッチョ体型+背中の羽+腰蓑というムキムキマンのようなワイルドないで立ちで、片手剣に盾を装備している。
のし歩くような歩き方のため、前作よりも移動速度は遅くなったが、攻撃手段は大幅に増えており、剣戟や魔法の他にも背中の羽を活かしたジャンプ時の軟着陸や滑空、更にこの状態からの急降下攻撃が可能。
手にした盾は敵の飛び道具による攻撃を防げるが、防御時にノックバックが発生。例外的に防げない攻撃もいくつかある。
魔法は直立時やジャンプ時などの挙動により使用する魔法が切り替わるというクセのある方式で、ボタンを押して溜めてから放つようになっている。
戦闘不能時には「ヴアァオォォー」という断末魔の叫び(前作に登場したウルフ・ツェッペリン第2形態時の叫び声の流用)を挙げるが、これがトラウマになっているプレイヤーは多い。
終盤戦ではオーラに阻まれて容易に侵入できないデスヘイムに突入すべく、配下の天使達の進言により天空城をぶつけるという捨て身の攻撃を敢行。
突入には成功するものの天使達は次々に命を落とし、神もまたサタンの打倒と共にこの世界からその姿を消した。
エンディングではかつて神が依り代としていた石像が長い年月の経過に伴い次第に朽ちていく過程が映し出される。
詳しくはこちら→神(アクトレイザー・ルネサンス)
加藤元浩の漫画版では老人の姿で登場をしており、ちゃんと喋るが、石像に憑依しない。
しかし、自分の老いを感じて力を衰えているため、後継者を求めたが、後に神となるはずのサタンが反旗を翻し、封印した魔を世界中にばらまいた。
後にサタンを倒したダーツを神として選ばせた。