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人は誰でも一人では生きていけない
世界に目を向けるガロードに対して、ティファは一人寂しさを感じていた
少女の時代を生きる彼女は、内に秘めたる思いの丈を、まだ夢の中でしか表せない
「私を見て」
概要
1996年10月18日放送。
主人公のガロード・ランへの好意を自覚したメインヒロインのティファ・アディールが、嘗てない程に可愛い回である。
また、戦闘シーンではディバイダーを装備したガンダムDXが見られる。
あらすじ
フリーデンは、ジャミル・ニートとティファ・アディールが連れ去られようとしていたニュータイプ研究所を目指していた。
だが、その場所をティファは特定出来なかった。
ティファのニュータイプ能力が低下した原因はガロード・ランにあった。
カトック・アルザミールとの別れとエスタルドでの戦いを通じてガロードは自分を取り巻く世界に目を向けるようになったが、ティファを置き去りにしてしまっていたのだ。
ティファは笑顔でガロードに駆け寄り、そっと彼の背中に抱きついて『私を見て』と告げる。
しかしそれは彼女の夢でしかなかった。
一方、フロスト兄弟はニュータイプ研究所が認めたパイロット「アベル・バウアー」をフリーデンに仕向ける。
ガンダム2機との戦闘の最中にニュータイプに覚醒したアベルはラスヴェートに搭載されたフラッシュシステムを起動させ、ガロードとウィッツ・スーはピンチに陥る。
ラスヴェートが本体と同型のビットMSを展開したことから、ロアビィ・ロイはガンダムXで出ようとするが、嘗ては歴戦のニュータイプであったジャミルが出撃する。
同じ頃、ティファはアベルの力とガロードに迫る危機を感じる。
彼女は、攻撃の衝撃に震えるフリーデン艦内を必死に歩いて外に出ると、ただ一心にガロードに叫んだ。
ティファ「私を見て!!」
ガロードはティファに気付き、彼女の指差すラスヴェートの本体を見つけ、ビームサーベルを投擲する。
不意打ちでフラッシュシステムがある頭部を失ったアベル機がティファに迫るが、
ガロード「ティファに手を出すなぁっ!!」
ガロードが駆るガンダムDXが割って入ったことでティファは守られた。
戦闘後、アベルはフロスト兄弟に暗殺された。
ガロードとティファの心が通い合い、彼女はニュータイプ研究所の場所を示すのだった。