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空(仏教)

くう

仏教において、「実体がない」「執らわれない心」「悟りの境地」など、多くの意味を持つ言葉。
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概要

梵(サンスクリット語): śūnyatā , シューニャター
巴(パーリ語): suññatā, スンニャター
仏教におけるとは、「固定的実体」もしくは「我」のないこと(無我)、または実体性を欠いていることを意味するとされ、「固定観念に執らわれない」「執らわれない心」や仏教における悟り(正覚)の境地を示すとも言われる。

空手との関係

日本武術の1つ空手の名称にある「空」の字は、この「仏教の“空”」からきている。

昭和4年(1929年)に、松濤館流の開祖とされる船越義珍が師範を務める慶應義塾大学唐手研究会が機関誌において、般若心経における色即是空の思想にある空(くう)の概念から、それまで「唐手」と呼ばれていた名称を「空手」に改める発表をだしている。
空手の表記は、花城長茂が明治38年(1905年)よりすでに使用していたが、東京で空手表記に改められたことによって急速に空手表記が広まっていった。

これに先立ち、唐手研究会の幹事たちは日本禅宗の一つ臨済宗の中興の祖である、白隠禅師の子孫である曉道慧訓管長のいる鎌倉円覚寺へ招かれ、般若心経の講義を受けた後に、「空手という名称は、唐手術と呼ぶ従来の表現と少しも対立するものではなく、むしろ、それを包摂しつつ無限に展開することを意味するものである」という趣旨の講話を受けた。
船越師範も曉道慧訓師の前に参禅し、その指導の下で『唐手』『空手』と改めたという。

また、東洋武術は基本的に、仏教の主になどに近い要素が組み込まれているとされており(呼吸法など)、日本武道武術もその例外ではない。
その中でも空手は、型の稽古を1人でも行えることから、その傾向が強いとされている(坐禅なども基本は1人で行えるため)。

ノーヴェ 集中


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