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空喜

うろぎ

「ぬか喜び」を意味する感情を表す言葉のひとつ。ここでは『鬼滅の刃』に登場する鬼について解説する。
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「どうだ俺の爪は この速度切れ味!! 金剛石をも砕く威力だ」

「震えるがいい 歓喜の血飛沫をもっと上げてみせろ!!」


CV:武内駿輔


概要編集

漫画『鬼滅の刃』に登場するで、上弦の鬼の一角・半天狗の分身体の一人。

大きなを生やし、手足が猛禽類のような鋭い蹴爪になっているのが特徴。空喜→空→鳥、ということだろうか。

またベロに「喜」と刻まれ、猛禽類のごとく黄色の瞳なのもポイント。

半天狗の分身体の中で唯一の飛行能力の持ち主

 

喜怒哀楽の「」担当だけに好戦的かつ快楽的な性格で、鬼らしい残忍さも可楽以上に目立つ。

 

本体の半天狗が「小柄な老鬼」である事を考えると、「半天狗」という名前はむしろコイツや可楽にこそ相応しいだろう。

炭治郎を捕まえて飛んでいくところは、天狗が子供を攫って空を連れ回す天狗攫いを思わせる。


一人称はコイツだけ「俺」。

半天狗本体及び他の分身体の積怒可楽哀絶憎珀天恨の鬼は全員「」なので、二次創作でもそれに釣られて「儂」になっているものも少なくないが、原作もアニメもノベライズも一貫して「俺」なので誤植ではないようだ。


竈門炭治郎との戦闘では当初こそ自慢のスピードと飛行能力で翻弄していたが、油断しやすくスキの多い性格が仇となり、徐々に形成が逆転。ヒノカミ神楽「日暈の龍 頭舞い」を受け、真っ先に頸を切り裂かれてしまい、可楽・積怒と共に大ダメージを負う。

最後は怒り狂った積怒により可楽・哀絶と共に吸収され、憎珀天となった。



戦闘能力編集

飛行能力を活かしたヒット&アウェイ戦法と、口から強烈な音波(というかほぼ衝撃波)を放って攻撃する「狂圧鳴波」が得意。アニメではSEではなく武内が実際に発声している。

また爪も非常に強力で、「金剛石を砕く」と豪語する程。

しかし「喜び」を優先する性分ゆえに油断・慢心から来るスキが多いのが大きな欠点(性格が近い可楽もその傾向が強く、逆に積怒や哀絶は冷静)。

そして高速で飛べる代わりに体重が軽いため、相手の勢いに押し負けやすいのも弱点。


考察編集

空喜が使用する音波攻撃「狂圧鳴波」だが、これは空喜と、喜怒哀楽全ての血鬼術を使う憎珀天の他に恨の鬼も使用する。

そもそも、空喜以外の喜怒哀楽の鬼の能力は一人一つずつの中、空喜だけが「飛行能力」&「音波攻撃」の二つの能力を使用している為、もしかすると空喜固有の能力は飛行能力だけで、音波攻撃は半天狗の分身全員が使える共通の技なのかもしれない。


余談編集

アニオリで、炭治郎に斬られて地面に落ちた時、まるでごめん寝のように丸くうずくまるシーンがあり、一部では「可愛い」と人気。


アニメ版でCVを担当した武内は半天狗の分身体を演じたキャスト陣では最年少である。


関連タグ編集

喜怒哀楽(鬼滅) ぬか喜び 音属性 鳥人  美形悪役


半天狗の分身体

積怒  可楽  哀絶 憎珀天 恨の鬼

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